ビヨンセ、デスティニーズ・チャイルド時代の過酷なトレーニングを明かす
ビヨンセはデスティニーズ・チャイルド時代、オリンピックスタイルのトレーニングの一環として、ランニングマシンの上を走りながら歌っていたそうだ。元バンドメンバーのミシェル・ウィリアムズによると、この過酷なステージとエクササイズの組み合わせは、かつて同R&Bグループのマネージャーだったビヨンセの父、マシュー・ノウルズの提案だったという。
ミシェルは、オーストラリアのKIIS FMにこう話している。「あれはデスティニーズ・チャイルドの女の子たち全員のトレーニングだったの」「彼(マシュー)は素晴らしいコーチだった。自分のチームの優勝へ向けて訓練するコーチのようだったわ」
ケリー・ローランドも参加していたデスティニーズ・チャイルドはテキサス州ヒューストンで結成され、1997年にシングル『ノー、ノー、ノー』でデビュー、全世界で6000万枚のレコード売上を記録、2006年の解散以降も2013年のスーパーボールなどを含めたライブで何度か再結成している。
ミッシェルは23日(火)夜、豪版『ザ・マスクド・シンガー』に出演、仮面を剥がされた後「知ってた、知ったわ、その声。あなたは素晴らしい」と言って、見事にミシェルの正体を当て驚いていた元スパイス・ガールズのメルBに対し、「あるガールズグループから別のガールズグループへ。道を切り開いた青写真のような存在」「ロンドンに行った時、2000年前半のあの頃はみんなに会っていたのに、スパイス・ガールズには会えなかったわ!」と返している。
ミシェルはまた、ア・グレート・ビッグ・ワールドとクリスティーナ・アギレラの「セイ・サムシング」を歌った背景には、昨年破局した婚約者チャド・ジョンソンとのことが影響しているとしてこう語っていた。「私が婚約していたのにうまくいかなかったのは周知の事実。ただその言葉を覚えている。それは私が言いたかったことを明確にしていたの」「フルボイスでリアルに表現して、ほとんどセラピーのようなものだった。そうして、それがそのまま出てきたの。音楽って、野放しにしておくとそうなるわ」