国内最大級の現代アートに特化したアートフェアが京都で開幕
京都で新たに始まるアートフェア「Art Collaboration Kyoto」が、11月5日(金)より3日間限定で開催。現代アートに特化した日本最大級のアートフェアに注目が集まっている。
「現代アートとコラボレーション」をテーマに京都で新たに始まるアートフェア「Art Collaboration Kyoto(ACK)」。日本と海外のギャラリー、行政と民間、美術とそのほかの領域などがコラボレーションし、世界各国から名だたるギャラリーが50以上出展する、現代アートに特化したアートフェアとしては国内最大級だ。
メイン会場の国立京都国際会館(京都市左京区)では、「ギャラリーコラボレーション」と「キョウトミーティング」の2つのセクションを設け、出展するギャラリーによる作品の展示や販売のほか、特別企画展も実施。そのうちの一つ「Beyond Kyoto」では、京都にさまざまなかたちで関わりのあるアーティストの作品を、展示ブースの外壁やフリースペースなどで展開する。京都府主催のアートフェスティバル「ALTERNATIVE KYOTO−もうひとつの京都−想像⼒という〈資本〉」とも連携しながら、京都から広がる現代アートの今を体感できるという。
そのほかにアーティストやコレクター、キュレーター、ギャラリスト、美術館関係者などが語り合うトークイベントもオンラインにてライブ配信されるほか、京都府域各所でもACKの会期に合わせたサテライトプログラムが多数開催。「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 extra」として、パーマネントスペース・DELTAでの八木夕菜による展覧会や、廃業した銭湯・九条湯を会場に、学生が出品するアートマーケットなどさまざま。こちらにもぜひ注目を。
※掲載情報は11月4日時点のものです。
開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。
Art Collaboration Kyoto
会期/2021年11月5日(金)〜11月7日(日)
会場/国立京都国際会館イベントホール
料金/通常料金 一般 3,000円 大高生 1,500円
URL/a-c-k.jp
Text:Akane Naniwa