深瀬昌久、ホンマタカシ、川内倫子ら、日本のフォトグラファーが参加するBLM運動支援
先日、編集部内で「10万円、何に使う?」という話題になったのですが、実のところ私はその時点ですでに大半を使い終えてしまっていました。。
使い道は、写真家によるいくつかのコロナ関連のプロジェクトへの寄付を目的とした写真購入。1枚150ドル、あるいは100ポンドという破格の値段で、好きな作家や初めて知った作家の写真を数枚買いました。そのうちの何枚かが届き、まず1枚だけ部屋に飾ったのですが、写真を見ればこの先もずっと緊急事態のことを思い出すことになるということに気づき(遅い)、ますます買ってよかったと思った次第です。
そんな折に今度は、人種差別に反対し、インクルージョンや平等に積極的に取り組んでいる組織や団体の募金活動を支援するために立ち上がった「Japanese Photographers 4 Black Lives Matter」という取り組みが6月19日(金)からスタートしたことを知りました。
このプロジェクトでは、プリントを150ドルで販売し(25ドルが写真家に支払われ、もう25ドルが制作費、カード手数料を引いた残りが寄付)、購入した人自身が6つの団体からどの団体に寄付するかを選べます。寄付先の詳細はこちらに。
参加する写真家は、深瀬昌久、ホンマタカシ、川内倫子、志賀理江子、鈴木理策、野口里佳、横田大輔、米田知子、花代、永瀬沙世、西野壮平、Nerhol、濱田祐史、水谷吉法、片山真理など現在約30名(今後さらに増える予定だそう)。Numero TOKYOでお世話になっているフォトグラファーの方々も名を連ねていらっしゃいます。
販売期間は7月20日(月)まで。期間内エディション無制限の作品も、エディション50までの作品もあるようです。
自分にできることは何だろう? まずは勉強かなぁ……などと悶々としてしまう私のような人間が小さなアクションを起こしてみるきっかけとなるような企画。どれにするかはまだ悩み中ですが、10万円の残り、あっという間に使い切りそうです(ちょこっとオーバー)。使い道を迷われている方のご参考になれば。
Japanese Photographers 4 Black Lives Matters
japanesephotographers4blacklivesmatter.com/