4スクリーンのミニシアター「UPLINK 京都」が「新風館」にオープン! | Numero TOKYO
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4スクリーンのミニシアター「UPLINK 京都」が「新風館」にオープン!

2020年6月11日(木)、京都の複合施設「新風館」に、映画館「アップリンク 京都」がオープンする。東京・渋谷と吉祥寺にある「アップリンク」に続く3館目となり、関西初進出となる。

同日にリニューアルオープンする「新風館」は、歴史的建造物「旧京都中央電話局」を一部保存、改修した複合施設。建築家・隈研吾がデザイン監修に加わり、アジア初進出となる「エースホテル京都」や「メゾン キツネ」のショップやカフェ、セレクトショップやレストランなど20店舗が揃う。

地下1階にある「アップリンク京都」は、地下鉄・烏丸御池駅直結となっており、ロビーのデザインはレトロモダンな地下鉄の駅がイメージ!
そして4つあるスクリーンには田口音響研究所が特別に開発した平面スピーカーが導入され、それぞれ「レッド」「レインボー」「抹茶」「ストライプ」のコンセプトでデザインされた。

フードには、「アップリンク渋谷」併設で人気の「キッチンTabela」オリジナルのスパイスドリンクやベイクドメニュー、漢方由来の「伊良コーラ」やクラフトビール、添加物の少ないソーセージを使ったホットドッグなど、こだわりのメニューが揃う。

オープン当日は、アップリンク傑作選が特別価格で上映され、『DUMB TYPE 高谷史郎-自然とテクノロジーのはざま』のトークショーも開催。ダムタイプの高谷史郎とアップリンク代表の浅井隆が11日と12日の上映後にトークショーを行う。


『DUMB TYPE 高谷史郎-自然とテクノロジーのはざま』予告

また、6月12日(金)からは「見逃した映画特集」もスタート。アップリンクが厳選した”多様な世界を伝える映画110本”が9月にかけて上映される。見逃した名作はもちろん、今だからこそもう一度見たい作品、映画館のスクリーンでじっくり見たい作品など、怒涛のラインナップ!

ちなみに、6月上映予定の「見逃した映画特集」には、『イット・フォローズ』で注目されたデヴィッド・ロバート・ミッチェル監督の長編処女作『アメリカン・スリープオーバー』、セレーナ・ゴメス主演で話題となったハーモニー・コリン監督『スプリング・ブレイカーズ』など。さらに、今こそ見たい、スパイク・リー監督の『ブラック・クランズマン』も。

そして12日より上映される『ホドロフスキーのサイコマジック』公開記念として、名作『エルトポ』も登場。

そのほか、最新作『デッド・ドント・ダイ』が公開されたばかりのジム・ジャームッシュ監督『パターソン』も上映予定。(ちなみに新作キャンペーンとして『パターソン』出演犬のマーヴィンTシャツがチャリティ販売中

7月からも、『牯嶺街少年殺人事件』『ブンミおじさんの森』『アンダーグラウンド』『楢山節考』『わたしはロランス』『We Margiela』などなど、スクリーンで見たい作品が続く。ぜひプログラムをチェックして。

新型コロナウイルスによる影響から、各地で映画上映が中止となり、その危機的な状況に「ミニシアターを救え!」などのプロジェクトも立ち上がった。いつも以上に自宅でオンデマンドで映画も楽しんだけれど、”映画館”が一層恋しくなった時間だった。

そんな中での「アップリンク 京都」オープンという嬉しいニュース。今後も、映画ファン向けはもちろん、ファミリー向け作品まで、幅広いラインナップで上映していく。友達と恋人と家族と、ほかの誰かと、シートに身を沈め、スクリーンに映し出される世界に出会う。そんな喜びを、ぜひ!

UPLINK 京都
オープン日/2020年6月11日(木)
※2020年4月16日のオープン予定が、新型コロナ感染症のため延期となりました
住所/京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町586-2 新風館 地下1階
URL/kyoto.uplink.co.jp

「見逃した映画特集」
期間/2020年6月12日(金)〜9月10日(木)
上映予定作品/https://kyoto.uplink.co.jp/tag/minogashitainkyoto

UPLINK
URL/https://www.uplink.co.jp/
Instagram/https://www.instagram.com/uplink_film/

Text:Hiromi Mikuni

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