Life / Feature
開発進むシアヌークビル沖の穴場アイランド、ロン島・カンボジア
世界に星の数ほどビーチはあれど、今行くならいったいどこへ? 屈指のビーチライター、古関千恵子が選りすぐりのビーチをご案内。(「ヌメロ・トウキョウ」2019年6月号掲載)
島の東沖に浮かぶラグジュアリーなソンサープライベートアイランド。全ヴィラがプライベートプール付き。
世界遺産のアンコールワットも合わせて回るルートが人気上昇中のカンボジアのビーチ、シアヌークビル。目下、カジノリゾートなどが続々と誕生し、開発ラッシュの真っただ中だ。そこで目をつけたいのが、シアヌークビルの沖約25kmに浮かぶロン島。
島の北部のロンリービーチチャレンジ。ヤシの木立ちの合間に見え隠れするバンガロー以外、何も人工物が見えないビーチ。
カンボジアで2番目の大きさながら、開発はまだ小波程度ゆえ、あるがままの自然が残っている。ロン島が注目を集めたきっかけは、海外のテレビ番組『サバイバー』。画面に映し出される島の自然美が話題となり、きれいなビーチが大好物なバックパッカーから人気に火が付いた。
Illustration: Yuko Saeki Photos & Text: Chieko Koseki Edit:Sayaka Ito, Saki Shibata
Profile
古関千恵子Chieko Koseki
ビーチライター。ダイビング雑誌の編集を経てフリーのライターに。リゾートホテルやダイビング、エコ活動など海にまつわる取材を重ねるうちに、いつしか「ビーチライター」が定着。取材でビーチ、締め切りが明けたらビーチを繰り返すライフスタイル。ウェブなどで連載中。