対談企画「フェミニズム作品を語ろう」で登場した本・映画・ドラマを一挙紹介!
【1】『82年生まれ、キム・ジヨン』
監督/キム・ドヨン
配給/クロックワークス
原作:『82年生まれ、キム・ジヨン』 チョ・ナムジュ/著 斎藤真理子/訳(筑摩書房刊)
新宿ピカデリーほか全国公開中
klockworx-asia.com/kimjiyoung1982/
© 2020 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.
ステレオタイプの“女性の幸せ”に疑問を呈す
出産を機に仕事を辞め、閉じ込められるような感覚に陥るキム・ジヨン。彼女は時折、他人が乗り移ったような言動を取るように。なぜ、彼女の心は壊れてしまったのか。賛否を巻き起こしたベストセラー小説を実写映画化。
【2】『彼女の名前は』
著/チョ・ナムジュ
訳/小山内園子、すんみ
本体価格/¥1,600
発行/筑摩書房
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『キム・ジヨン』より半歩でも前に進もうとする人々の物語
9歳から69歳まで、60名あまりの女性の取材に基づく28編の物語を綴った短編集。セクハラと闘い続ける女性、地下2階の部屋に住む女子学生など「次の人」のために立ち上がる女性を、『82年生まれ、キム・ジヨン』の著者が丁寧に描き出す。
【3】『IWAKAN Volume 01 特集 女男』
本体価格/¥1,500
発行/REING
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世の中に“違和感”を投じる新雑誌
既成概念や慣習など、さまざまなメディアから投げかけられるたくさんの“当たり前”に対して“違和感”を抱く人たちに寄り添う雑誌。創刊号は「女男」をテーマに、男女の“当たり前”を揺さぶる衝撃的なアートワークから、アーティストのKOM_I(コムアイ)のインタビューまで、さまざまな角度から男女二元論のあり方に違和感を投げかける。
【4】『スキャンダル』
監督/ジェイ・ローチ
本体価格/¥3,800(DVD)
発売・販売元/ギャガ
Academy Award® is the registered trademark and service mark of the Academy of Motion Picture Arts and Sciences.Bombshell © 2019 Lucite Desk LLC and Lions Gate Films Inc. All Rights Reserved. Artwork & Supplementary Materials © 2020 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
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世界に激震! 全米最大のTV局で起きたセクハラ事件の全貌
テレビ界の帝王として君臨していたロジャー・エイルズが元トップアナウンサーによって提訴された。2016年、アメリカで実際に起こったセクハラ事件を実写映画化。テレビ業界の不祥事を真っ向から描き、旧態依然の社会に一石を投じる。
【5】『17.3 about a sex』
企画・プロデュース/藤野良太
制作/ABEMA
ABEMAで配信中
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セックスやジェンダーの問題に揺れ動く女子高生たちの青春ドラマ
3人の17歳の女子高生を中心に恋やセックス、妊娠など、性と生にまつわるストーリーを展開。現役Seventeenモデルの永瀬莉子ら3人が主演を務め、女子高生の日常をみずみずしく表現。産婦人科医や性教育プロデューサーが監修をした専門性の高い内容も話題に。
【6】『これからのヴァギナの話をしよう』
著/リン・エンライト
訳/小澤 身和子
本体価格/¥2,200
発行/河出書房新社
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誰にも聞けなかった、女性器の本当のお話
生理、妊娠、不妊や更年期、自慰行為、セックス、オーガズムなど女性の健康やセクシュアリティに深くかかわっていながらも、“なかったことにされがち”な女性器について、参照可能なデータや研究結果をもとに、著者の体験を交えながら軽やかに語る。
【7】『私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない』
著/イ・ミンギョン
訳/小山内園子、すんみ
本体価格/¥1,700
発行/タバブックス
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とっさに自分を守るための会話マニュアル
2016年、ソウル・江南駅女性殺傷事件をきっかけに、韓国社会で可視化され始めた女性嫌悪や性差別。「セクソシストに出会ったら?」「誤解している相手との会話法」など、立ち向かうための実践的なヒントが詰まったマニュアル書。
【8】『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』
シーズン1~3 Huluで配信中
©2020 MGM Television Entertainment Inc. and Relentless Productions LLC. All Rights Reserved.
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自由と権利を奪われた女性がどのように生き抜くのか
環境破壊が進み、出生率がほぼゼロになった世界。数少ない妊娠可能な女性は支配階級の元に送られ、彼らの子孫を残すべく「産むための道具」として仕えることが定められている。すべての行動を制限されている中で、理不尽に屈せず生き抜く女性の姿を描く。
Text:Mariko Uramoto Edit:Chiho Inoue, Yukiko shinto, Mariko Kimbara