ライフスタイリスト大田由香梨
夏のスナップショット・ダイアリー
スタイリストとしてキャリアを積んだ後、2011年からファッションのみならず衣食住のすべてをスタイリングする「ライフスタイリスト」として、仕事の幅を広げる大田由香梨。マルチに活躍する彼女の魅力を切り取ったスナップショット・ダイアリー。
Fashion
ショッピングも衣替えも、大切なのはいつも「直感」
インタビュー当日の私服をチェック。2016年春夏にお買いものしたアイテムのひとつで、今季ヘビーユースしているという「ドリス ヴァン ノッテン(Dries Van Noten)」のシャツは、実はメンズ。「ダダ ダンディ」をテーマにシュールレアリストのサルヴァドール・ダリと、女優のマリリン・モンローとの架空の対話をイメージしたコレクションからの1ピース。直感を頼りに、特にトップスはメンズアイテムを取り入れることも多いのだとか。
クリエイティブな女性を応援するルイーザ・コアントローが残したものとは?
自身初のスタイルブック「THE LIFESTYLIST」上梓をきっかけに、これまで集めてきたクローゼットの中身を整理することを決意。仕事をスタートしてから初めて、着なくなった服やバッグ、靴を手放す決意をしたのだとか。「手放す前に何かに残したくて、このアイテムを全て使って個人的に撮影したんです」。服への愛情が垣間見れる一コマ。
Interior
“好きなもの”が詰め込まれたオフィス
事務所の内装も、もちろん自らDIY。天高の物件を探して運よく見つけたタイヤ工場の倉庫をリノベーション。スタッフと力を合わせて自ら改装したという事務所は、常に“オン”でいられる大田由香梨の頭の中のような場所。高い天井とロフトが設けられた空間には、自身で集めたものから友人に譲り受けたものまで、あちらこちらに彼女の好きなものがちりばめられている。
遊び心溢れる事務所には、卓球台やDJブース、アルコールカウンターも設置。「会社って、行きたくない場所というネガティブなイメージがあるのを払拭したかったんです。行きたい!って自分自身が思えるようにこの空間を作りました」。そんな彼女の思いが詰め込まれている。書棚はスタイリングや創作のアイデアソースとなる海外の書物と小物がずらり。雑然と置かれているようで、枠毎に世界観が作られているのが印象的。待合スペースに置かれたビッグサイズのスタンドライトと鏡や、ライトが施されたラックは、廃棄予定だったものを「あの事務所だったら!」と、ブランドから譲り受けたもの。
Food
晴れた日は、仕事の合間に「夏のコアントロー・フィズ」
陽気な天気に誘われて、お昼や夕方から友人と一緒にお酒を楽しめるのは夏ならではの愉しみ。プロジェクトの打ち上げや、ときには仕事の息抜きに大田由香梨が選ぶのは、フルーツを使ったコアントロー・フィズ。いちごと飲むヨーグルトを使ったスイートな「ヨーグルト&ストロベリー」と、オレンジとメープルシロップにシナモンスティックを加えたスパイシーな「オレンジ&シナモン」。カクテルのレシピはこちら!
世界中の「コアントロー」はたった一つの場所で作られる! 美しすぎる蒸留所の秘密
夏のコアントロー・フィズのおともには、フルーツを使用したフィンガーフードがおすすめ。紫玉ねぎとブルーベリーのワカモレ、いちごのカプレーゼ、グレープフルーツと生ハムのマリネ、コアントローとライムを隠し味にしたアンチョビ風味のシュリンプなど、食卓を華やかに。バケットやオリーブ、コーンチップスを添えて、夏のDIYパーティを楽しんで。
COINTREAU
www.cointreau.com
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Photos:Satomi Yamauchi
Text:Kefa Cheong
Edit:Yukiko Shinmura, Kefa Cheong