パン野ゆりのぶらりパン歩き 可愛すぎる!「カヌレ堂」のカヌレ
美味しいパンを求めて世界中どこまでも! パン愛にあふれたモデル山野ゆり改め“パン野ゆり”が、話題の新店から知る人ぞ知る逸品まで、津々浦々めくるめくパンの世界を独自の視点でお届け。今回は番外編。大阪の人気カヌレ専門店「カヌレ堂」へ!
こんにちは、パンが好き! パンが命! パン野ゆりです。
今日はオススメするのはパンではなく…番外編! パン屋さんでもよく見かける、フランスの伝統菓子「カヌレ」をご紹介します♡
カヌレはフランスのボルドー地方で生まれたお菓子の1つ(フランス語で「溝のついた」という意味だそう)。
ここ、カヌレ堂は日本の移ろいゆく四季と日本の味を重ね合わせた、日本ならではの「カヌレ ドゥ ジャポン」として誕生したカヌレ専門店。
定番のカヌレ6品に加え、季節のカヌレとして月替わりの2品をラインナップ。
毎日丁寧に焼き上げられるカヌレたち。お店のウィンドウの中でちょこんと整列している姿に、まぁ、悶絶。子猫や子犬に抱く可愛さ・愛しさによく似ている。
全部食べよう。全種類食べよう。全部連れて帰ろう。
雑貨も充実
5名も入れないくらいのこじんまりとしたお店ですが、ふと棚に目をやると雑貨達も充実。なんて可愛いカヌレの靴下! カヌレのバッジ! カヌレの手ぬぐい!
他にもお茶やコーヒー、お皿にバタークリーム…さまざまなセレクトに目移り目移り。
ギフト包装も素敵。シンプルな包装にもセンスがダダ漏れています。
もちろん、お店の作りも。ランプの形、余白の美しさ。
店員さんのエプロンも、よ~く目を凝らして見ると、カヌレ!(ピンチして見てみてね。笑)
箱入りの8個をゲット♡ 早く食べたい! 近くのパン屋さん(R bakery)を覗き、次回はここでランチしたいなぁ。
8色のカヌレたち♡
そして早速箱を開くと「ひゃあ♡♡♡」。こんなに彩りのあるカヌレは初めて!
思い起こせば、カヌレはプレーンな一種類しか食べたことなかったなぁ…。8色のカヌレたちを眺めていると、カヌレの可能性をひしひしと感じます。
お味はシロ、ほうじ茶、抹茶あんこ、黒糖くるみ、杏、黒豆きな粉、いちじく、さつまいも。
季節限定のさつまいも。ホクホクした黄色に惹かれて一口…。うー!!美味しい!!
カヌレ本体のムッチリとした引きの強い食感とさつまいもの相性が抜群! カヌレの表面の食感がカリッとしていて、大学芋を食べているような食感です。甘過ぎないお芋、上品なお味♡
上からいちじく、シロ、あんず。プレーンである“シロ”のカヌレを食べたときがもちろん一番カヌレの味を堪能できるのですが、フレーバーがあるものでもすべて主張し過ぎない味わい、しっかりと「カヌレ」を楽しめます。
気になるプレーン“シロ”の味はというと…。ラムとバニラがふんわりと鼻に抜けて、カリッとした表面と中身のお餅のようなムチムチな対比が素晴らしいのです。
ほうじ茶は有機栽培の茶葉がサクサクっとしていて、漂うほうじ茶の香りが心地良い♡ そして気づいたのですが、特に強くカリカリ感が楽しめるカヌレの底の部分、カヌレのお尻の部分が好き!
(ちなみに私はこんな風に最初に頭から食べて、わざとお尻を残して食べる派。かじる場所によって食感が変わるのも楽しい♡)
パン屋さんで見かけるカヌレとは異なり、サイズ感もミニサイズ! 8個一気に食べきってしまっても、罪悪感のない仕上がりになっていて、それぞれ個性が光って美味しゅうございました♡
人に贈ってもきっと喜ばれるに違いないオシャレで美味しいカヌレたち。
自分へのお土産にもいかが?♡
カヌレ堂 CANELÉ du JAPON 長堀橋店
住所/大阪市中央区南船場1-17-21
TEL/070-5262-2207
営業時間/12:00〜19:00
定休日/水
http://canele.jp/
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Photos & Text: Yuri Panno Edit: Yukiko Shinto