音楽、アート、食をテーマにした秋葉原のおしゃれホテル「NOHGA HOTEL AKIHABARA TOKYO」にステイ
「地域との深いつながりから生まれる素敵な経験」をコンセプトにしたノーガホテル(NOHGA HOTEL)が上野に続き2号店を2020年9月1日(火)秋葉原にオープンしました。「NOHGA HOTEL AKIHABARA TOKYO」での宿泊体験をレポートします。
これまで秋葉原とはあまり縁がなく、実は降り立つのも2回目くらいです。JR秋葉原駅電気街口からおよそ徒歩6分のところに突如、緑に囲まれたホテルが現れます。さっきまでの電気街の喧騒が嘘のような落ち着いた佇まい。
ホテル入り口には自転車があり、レンタサイクルサービスを行なっています。皇居、谷中、蔵前あたりをまわってみるのも良さそうです。
入るとすぐにレストランが。手前がバーカウンターになっています。普通はロビーやラウンジがありますが、レストランの横を通って入るなんて珍しいですよね。なんだか楽しそう、と期待感が高まります。チェックインする前に一杯飲みたくなってしまう誘惑も!?
階段を上がって2階がレセプションです。
秋葉原店の特徴として、アートにも力を入れています。街を再解釈した現代アートが館内にちらほら。こちらのサッカーゲームのボードがあるパティオには、若き注目のネオンアーティストWAKUによる作品が。他にもいくつかあります。
ゲストを迎えるのは、天井から下がっている巨大な真鍮アート。秋葉原の街をイメージした、寺山紀彦による「Synthesize」という作品です。
「NOHGA HOTEL AKIHABARA TOKYO」のもう一つのテーマは、音楽。秋葉原が音楽文化を担ってきたということから、ホテル管内では各所で高音質のオーディオが体験できるのです。
共用部のトイレでは「TRANSPARENT SPEAKER」を発見!
エレベーターにも、監視カメラと思いきやスピーカーが付いています。
続いて、お部屋へ。私が泊まったのはスーペリアダブル。定員2名の21平米です。ナチュラルでモダンな雰囲気が居心地が良いです。
お部屋にもしっかりGENEVAのBluetoothスピーカーがあります。私はもっぱらTBSラジオを流していましたが、とてもクリアで聴きやすい音という印象です。
アメニティや備品にも、職人技をリスペクトするノーガホテルのこだわりが随所に表れています。
ドアのサインは、レコード型。
六角形のコンセントが可愛い。
ガウンタイプのオリジナルルームウェアは、アトモスフェール・ジャポンのもの。ハンガーは生活日用品などのプロダクトをデザインするSyuRo(シュロ)。
ティッシュボックスもSyuRoによるもの。
楽しみにしていたアメニティは、OSAJI。メイクアップラインをビューティライターのAYANAさんがディレクションされていることから気になっていました。ハンドソープは花束を顔に近づけたときをイメージしたという香りで、とても癒されました。
お茶は静岡のまるよ茶屋が手がけた水出し煎茶とほうじ茶、抹茶のなかから2点が客室に用意されています。
お部屋で使って気に入ったら、ショップで購入することもできます。この流れとても素敵だなと思います。
さて、ホテルの最後のテーマは食です。1階のレストランは、スパニッシュイタリアンをテーマにしたオールデイダイニング。オープンキッチンから活気のある様子が伝わってきて、とても良い雰囲気に満ちています。
この日サーブしてくださったイタリアのヴェネツィア出身の方。トークがとても楽しかったです。
アヒージョからタパス、ハムやサラミなど、ワインが進むメニューばかり! 日々アップデートされる、そのとき仕入れた旬の食材を使っています。ワインも種類豊富で、リストに書かれてある「青リンゴ&心地良い酸」などの説明書きが的確で素人にもわかりやすくありがたい。
キッチンにはナポリから輸入した新窯が鎮座しており、そこで焼かれるピザは絶品です!
朝食では、窯で焼かれたモッチモチアッツアツのフォカッチャが提供されます。これがとっても美味しくて感動。素敵な一日の始まりとなりました。
遠出ができないいま、都内で、それも秋葉原で! まさかこんなにリフレッシュできる滞在となるとは。未知の場所でしたが、なんだかすごく親近感を覚えるまでになりました。日常の延長として、ゆっくり静かな時間を楽しむのにおすすめです!
NOHGA HOTEL AKIHABARA TOKYO
住所/東京都千代田区外神田三丁目10番11号
TEL/03-6206-0569(平日10:00~18:00、土日祝除く)
URL/https://nohgahotel.com/akihabara/