和を感じるやさしいお菓子「菓菓かはん」 | Numero TOKYO
Life / Editor's Post

和を感じるやさしいお菓子「菓菓かはん」

先日、素敵なお菓子をいただきました。「和菓子のような洋菓子」「洋菓子のような和菓子」をコンセプトにした「菓菓(かか)かはん」のお菓子です。

箱にきっちり16粒詰まったこちらは、「十六夜のすゞ」という和三盆の干菓子です。

包みを開けると、可愛い鈴のかたち。一瞬、落雁?と思ったのですが(実はあの甘さが苦手)、全く別物でした! 季節限定の「いちごくらべ」をいただいたのですが、やさしい自然な甘さでいちごも感じられてとてもおいしい。同じいちごでも2種類あって、「口にした瞬間から苺の風味が華やぐように感じられるもの」「ほのかな和三盆の口どけ後に苺のかけらが残るもの」との説明も可愛らしい。干菓子なのになんだかフレッシュなのです。6月中旬まで販売予定だそう。

続いて、日本のフロランタンを表現した「嘉ぎ(かぎ)」。「きな粉とアーモンド」
、「酒粕とカシューナッツ」、「抹茶とくるみ」
など、日本の素材とキャラメリゼしたナッツを組み合わせ、焼き上げたもの。

食べやすいスティック状。ザクザクのナッツの食感が楽しくて、和の素材との相性もバッチリです。クッキー生地にもそれぞれの和の素材が使われています。「酒粕とカシューナッツ」の組み合わせがお気に入り!

臨時休業中ですが、大阪にお店があります。東京で手に入らないというのは、知る人ぞ知る的な特別感がありますね。パッケージもおしゃれで、ギフトにもおすすめです。母の日のプレゼントにもいかがでしょう。ここで紹介した以外にもおいしそうなお菓子があるので、ぜひ通販でお取り寄せしてみてください!

菓菓かはん
住所/大阪市北区中之島2-3-18 中之島フェスティバルタワーB1
TEL/06-6229-0070
営業時間/11:00〜19:00 ※臨時休業中
https://kahan.stores.jp/

Photos: Kouki Hayashi

Profile

新藤友紀子Yukiko Shinto ウェブ・エディター。女性ファッション誌のウェブ編集などを経て2018年『Numero TOKYO』に参加。ファッションをはじめ、カルチャーやライフスタイルなど興味の赴くまま取材。Numero.jpでは連載「パン野ゆりのぶらりパン歩き」「パントビスコの不都合研究所」やスイーツの記事などを中心に担当している。最近は韓国ドラマやK-POPに目覚め、失われた青春を取り戻すかのように沼り中。

Magazine

JANUARY / FEBRUARY 2025 N°183

2024.11.28 発売

Future Vision

25年未来予報

オンライン書店で購入する