宮崎の美食を巡るおいしいトリップを、パーク ハイアット 東京で | Numero TOKYO
Life / Editor's Post

宮崎の美食を巡るおいしいトリップを、パーク ハイアット 東京で

外食が貴重な機会になり、海外旅行も夢のまた夢……身近なところで贅沢を見つけたいものです。

久しぶりに新宿のオアシス、パーク ハイアット 東京にお邪魔しました。52階に位置するニューヨーク グリルは、天井が高く外国のような空間。高層階からの絶景はたちまち優雅な気分にさせてくれます。

ここニューヨーク グリルでは、4月末まで宮崎県の食材を使ったコースを提供中。料理長であるポール・ガヤフスキーさんが腕を振るう、宮崎美食の旅へいざ出発です!

「グリーンピースのタルト ベーコンビネグレット オリーブオイルキャビア」
「グリーンピースのタルト ベーコンビネグレット オリーブオイルキャビア」

一品目は鮮やかな緑が弾けるアミューズ。美しく並んだグリーンピースとキャビア状のオリーブオイルが宝石のようです。サクサクのタルトに青々しいグリーンピース、ビネガーの酸味とベーコンの塩気が重なり、春の味!

「カンパチのシトラスマリネ チャイブとバターミルクドレッシング 茗荷のピクルス キャヴィアリバエリキャビア」
「カンパチのシトラスマリネ チャイブとバターミルクドレッシング 茗荷のピクルス キャヴィアリバエリキャビア」

絵画のようなアーティな一皿。ぷりぷりの新鮮なカンパチをチャイブや柑橘&バターミルクのソースでいただきます。ハーブ感のあるチャイブや柑橘の香りがとっても爽やか。

「宮崎県産もち麦と菜の花のリゾット 帆立貝のグリル クラムのフォーム」
「宮崎県産もち麦と菜の花のリゾット 帆立貝のグリル クラムのフォーム」

こちらも印象的な一品でした。クリーミーなふわふわフォームの下には、宮崎県産のもち麦が隠れています。もっちりしながらプチプチとした食感で、リゾット仕立てがユニーク! ふっくらした帆立もおいしすぎる……。

「伊勢海老のグリル 人参のピューレ サリコニア 伊勢海老のブールブランソース」
「伊勢海老のグリル 人参のピューレ サリコニア 伊勢海老のブールブランソース」

ここで、立派な伊勢海老が登場!! バターが香る旨味たっぷりのソースはこれだけでお酒が飲めそう。ぶりんと弾力のある伊勢海老は味もしっかり、食べ応えも満点。

「ピンクグレープフルーツとオレンジビターズのグラニテ チェリーソルベ ソレル」
「ピンクグレープフルーツとオレンジビターズのグラニテ チェリーソルベ ソレル」

苦味をきかせたピンクグレープフルーツのグラニテでさっぱりとお口直し。

「宮崎牛サーロインのグリル ほうれん草のピューレ 黒皮かぼちゃのグリル シェリーヴィネガービーフジュ」
「宮崎牛サーロインのグリル ほうれん草のピューレ 黒皮かぼちゃのグリル シェリーヴィネガービーフジュ」

A5ランクの宮崎牛! きれいな霜降りに惚れ惚れします。ジューシーな肉汁が溢れ出し、とろけるような食感。そこに、宮崎の醤油を使ったシェリーヴィネガーソースの酸味を合わせています。付け合わせには、宮崎の特産物である黒皮かぼちゃが。こっくりした一般的なかぼちゃとは違う、あっさりとしたフルーツのような味わいは新感覚でした!

「シトラスラムのババ ブラッドオレンジクリーム 蜜柑ママレード柚子ソルべ」
「シトラスラムのババ ブラッドオレンジクリーム 蜜柑ママレード柚子ソルべ」

デザートもまた芸術のよう! 柑橘をたっぷり使った爽やかな余韻で締めくくります。

「シトラス スマッシュ」
「シトラス スマッシュ」

期間中は、宮崎のフルーツを使ったカクテルも提供。写真の「シトラス スマッシュは金柑にウォッカやコアントロー、グレープフルーツジュース、エルダーフラワーシロップを加えた炭酸のカクテル。シュワっと爽やかで乾杯ドリンクにもおすすめです。そのほか、日向夏と芋焼酎を使った「ヒュウガ サワー」も。コースに合わせて、ワインペアリングも用意しています。

海の幸も山の幸も、お肉からフルーツまで……豊富な食材に恵まれた宮崎の魅力をたっぷり堪能しました。ローカル食材も知ることができ、ちょっとした旅気分に。非日常な空間で贅沢な食トリップ、皆さんにもおすすめです!

ランド オブ マウンテン & シー ~宮崎
期間/~2022年4月30日(土)
時間/17:30~22:00(L.O.)
料金/ディナーコース ¥19,800円(4品)/¥23,100(5品)
5杯のワインペアリング ¥9,350
※いずれも税込み、サービス料別
TEL/03-5323-3458(52階 ニューヨーク グリル)
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Profile

新藤友紀子Yukiko Shinto ウェブ・エディター。女性ファッション誌のウェブ編集などを経て2018年『Numero TOKYO』に参加。ファッションをはじめ、カルチャーやライフスタイルなど興味の赴くまま取材。Numero.jpでは連載「パン野ゆりのぶらりパン歩き」「パントビスコの不都合研究所」やスイーツの記事などを中心に担当している。最近は韓国ドラマやK-POPに目覚め、失われた青春を取り戻すかのように沼り中。

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