隠れ家空間でパフェとカクテルを。完全会員制パフェバー「Remake easy」 | Numero TOKYO
Life / Editor's Post

隠れ家空間でパフェとカクテルを。完全会員制パフェバー「Remake easy」

渋谷のビルの一角にパフェ好きが夜な夜な集うという噂で、かねてから気になっていたお店があります。11月にリニューアルオープンをしたタイミングで伺いました。

2019年にオープンした完全会員制・住所非公開の「Remake Easy」は、禁酒法時代のスピークイージー(隠れ家バー)を彷彿とさせるパフェバー。今回のリニューアルでは、内装を大きく変更し、新たにパティシエを迎えパワーアップ。

入店すると、バーカウンターの奥にきらめくブロンズの壁がゲストをお迎え。カーブを描いたデザインで、モノトーンの空間の中にも光を集めた温かみのある印象に。今回のリニューアルでかなりこだわったポイントの一つだそうです!

林巨樹氏
林巨樹氏

パフェは、フランス・アルザスでの修行経験やコンクールでの入賞経験もお持ちのパティシエ林巨樹さんが監修。現在、数々のスイーツブランドをプロデュースする実力派です。アルコールメニューとのペアリングも考慮した、林シェフ独自の美学で計算し尽くされたパフェが楽しめます。

レギュラーメニューの「イチゴの花畑パフェ」(¥3,200)と「キャラメルショコラとバナナのパフェ」(¥3,200)のほか、12月までの期間限定で「いちじくとカシスのモンブラン」(¥3,500)を提供。

「イチゴの花畑パフェ」と「アマレットジンジャー」
「イチゴの花畑パフェ」と「アマレットジンジャー」

レギュラーメニューの「イチゴの花畑パフェ」とオススメのペアリングカクテル「アマレットジンジャー」をいただきました。

たっぷり絞られたクリームは、ふわふわのホワイトチョコレートのムース。生クリームだけだと単調になりがちですが、コクもほんのり感じて次々食べたくなるおいしさ。クリームの中には、バニラアイスが隠れています。そして、中の層にはアマレットのムースが。杏仁風味がイチゴの酸味とも相性抜群です。その下には、クランブルクッキーとアーモンド生地で、食感を豊かに演出。最後はフランボワーズのジュレでさっぱりと。アマレットとアーモンドの香りの相性を巧みに組み合わせた、ボリュームたっぷりに見えてぺろっと軽く食べられてしまう、でも満足感のあるパフェです。

「キャラメルショコラとバナナのパフェ」と「アイリッシュ・コーヒー」
「キャラメルショコラとバナナのパフェ」と「アイリッシュ・コーヒー」

こちらは、「キャラメルショコラとバナナのパフェ」。キャラメルソテーしたバナナ、なめらかなチョコレートムース、アーモンド生地にチョコレートとカカオニブを合わせたクランブルカカオ、チョコレートクリームなど。チョコバナナという最高のコンビにほろ苦いキャラメルがアクセントになったハーモニーが堪能できます。オススメのペアリングは「アイリッシュ・コーヒー」です。

「いちじくとカシスのモンブラン」と「キール・ロワイヤル」
「いちじくとカシスのモンブラン」と「キール・ロワイヤル」

12月末までの季節限定「いちじくとカシスのモンブラン」も美しいビジュアル。和栗の渋川煮やフランス産シャテーニュやのマロンムース、マロンクリームと栗づくし。さらにカシスジュレやジューシーなイチジクを合わせ秋の味覚が贅沢に詰め込まれています。ペアリングはシャンパンとカシスリキュールで作る「キール・ロワイヤル」。

大人な隠れ家でいただく、パフェとアルコールの最高のペアリング。待ち合わせに、デザートに、締めパフェに……。さまざまなシーンで通いたくなりそうです。会員は、随時Twitterで募集しているので、次の募集を要チェックです!

Remake easy
住所/東京渋谷(非公開)
営業時間/平日 17:00〜24:00(L.O.23:00)
土・日・祝 13:00〜24:00(L.O.23:00)
不定休
決済方法/クレジットカードとQRコード決済のみ
URL/www.i-remaker.com
Twitter/@Remakeeasy_

Magazine

JANUARY / FEBRUARY 2025 N°183

2024.11.28 発売

Future Vision

25年未来予報

オンライン書店で購入する