Food / Editor's Post

醤油の老舗がつくる、やさしいジェラート

冷たいお菓子がおいしく感じる季節がやってきました。日本各地から簡単にお取り寄せが叶うありがたいこの時代。兵庫県の創業226年を誇る老舗調味料メーカー、日本丸天醤油が手がける、その名も「YASASHIKUジェラート」をいただきました。

醤油メーカーがなぜ!? と思いますが、このジェラートにも長年の醤油づくりの知恵や技術が注ぎ込まれているのです。

届いたのは、ミルク×2、抹茶、チョコレート&珈琲、黒豆きなこ、ネーブルオレンジの5つのフレーバーが入ったセット。

ミルク
ミルク

早速ミルクから。このYASASHIKUジェラート、なんと甘酒が入っているのです。というのも、うすくち醤油には仕込みの過程で甘酒を入れることで、塩味をまろやかにするという技術が受け継がれているそう。それにヒントを得て、素材の味を活かすために甘酒を使っているというのです。ミルクはさっぱりとしたやさしい甘さのなかに、コクのある奥行きが感じられます。岡山県蒜山のジャージー牛乳を使用しているそう。口溶けもとても滑らか。

また、乳化剤・安定剤・着色料・香料といった食品添加物も不使用。名前の通り、やさしいジェラートです。

ネーブルオレンジ
ネーブルオレンジ

季節ごとに旬なフルーツを使ったジェラートも。フルーツは、市場に出荷できない不揃いのものを使用しているそう。味自体はおいしいのに、見栄えが原因で日の目を見ないのはもったいないですよね。生産者の情熱を無駄にしないという思いが込められています。ネーブルオレンジは、ジューシーな果実感にほのかに皮の苦味が見え隠れして、まさにフルーツそのものを食べているよう。お風呂上がりに食べたい爽やかさ。

黒豆きなこ(左)と抹茶(右)。和のフレーバーは甘酒との相性も抜群! 黒豆の王様と呼ばれる丹波産黒大豆のきなこに、一番茶のみを使用した宇治抹茶と、素材のセレクトもピカイチです。

香ばしい黒豆きなこと、抹茶の豊かな香りが味わえます。

チョコレート&珈琲
チョコレート&珈琲

一番気に入ったのは、チョコレート&珈琲です。コーヒーのビターな風味がきいています。フランスのチョコレートブランド「カカオバリー」のカカオパウダーを使用。

うれしいのは、どれも150kcalに満たないこと! 甘さ控えめで、さらりと軽い食べ心地です。

他に、金ごまというフレーバーも気になります。その名のとおり、やさしさが詰まったジェラート。暑い日にささやかな幸せをもたらしてくれそうです。

YASASHIKUジェラート
www.yasashiku-gelato.jp/

Profile

新藤友紀子Yukiko Shinto ウェブ・エディター。女性ファッション誌のウェブ編集などを経て2018年『Numero TOKYO』に参加。ファッションをはじめ、カルチャーやライフスタイルなど興味の赴くまま取材。Numero.jpでは連載「パン野ゆりのぶらりパン歩き」「パントビスコの不都合研究所」などを担当している。スイーツ熱がますます高まり、夢はお菓子ブランドを作ること。

Recommended Post

Magazine

ec

DECEMBER 2021 N°152

2021.10.28発売

Street Up!

史上最強のスケボー愛

オンライン書店で購入する