週末の夜限定!ウェスティンホテル東京のバーでいただく、春のパフェ3種 | Numero TOKYO
Life / Editor's Post

週末の夜限定!ウェスティンホテル東京のバーでいただく、春のパフェ3種

日増しに春の陽気が感じられるようになりました。ということは、パフェ活に最高な季節の到来です。毎回楽しみにしているのが、ウェスティンホテル東京がバーで提供する週末の夕方限定パフェ。2021年3月5日(金)より春メニューに刷新されたので、早速レポートします。

パフェは全部で3種類。どれも洋酒を使った大人フレーバーです。場所は、1階のエグゼクティブ バー「ザ・バー」。ウイスキーのボトルがずらりと並んだ光景は圧巻!

ザ・バー
ザ・バー
まずは爽やかな一品から。2020年の春にも登場した「アールグレイ&シトラス」がカムバック。
「アールグレイ&シトラス」¥3,000(税・サービス料込)
「アールグレイ&シトラス」¥3,000(税・サービス料込)
トップにホワイトチョコレートや飴細工、ドライレモンなどが飾られたスタイリッシュな出で立ちです。香り豊かなアールグレイのアイスクリームに、ザクザクのクランブルやシャリシャリに凍ったピンクグレープフルーツが添えられ、食感も楽しめます。そこに、ヨーグルトクリームやレモンのクリームが加わると、とても爽やか。酸味が心地よいです。

昨年はシトラスのソルベを使用していましたが、今回レモンミルクのソルベにチェンジ。ミルク感と果汁を感じるソルベが絶品です。リモンチェッロを染み込ませたアールグレイとオレンジのパウンドケーキで、紅茶とシトラスのハーモニーを堪能。お酒があまり得意でない方や甘いものが苦手な方も、これなら食べられると思います。グラスの底には、フローズン・ピンクグレープフルーツが。リモンチェッロが染み出して美味しいジュースのようになっています。柑橘と紅茶の爽やかなコンビは、今の時期に最高です。

「ラグジュアリーモヒート」¥3,200(税・サービス料込)
「ラグジュアリーモヒート」¥3,200(税・サービス料込)

パフェに合うカクテルをオーダーするのもオススメです。「アールグレイ&シトラス」に合わせて提案してくださったのは、シグネチャーカクテルである「ラグジュアリーモヒート」。シャンパンにエルダーフラワーのリキュールを合わせていて、通常のモヒートよりもまろやかな印象です。パフェとのペアリングもバッチリ。

「フランボワーズ&ピスタチオ」¥3,000(税・サービス料込)
「フランボワーズ&ピスタチオ」¥3,000(税・サービス料込)

続いて、緑と赤のコントラストが美しい「フランボワーズ&ピスタチオ」。カシスとベリーたっぷりのソースに浮かんでいるのは、ピスタチオのクリームにピスタチオのアイス、ラズベリージャム、メレンゲ、ベリーのソルベが入ったアイスケーキです。エグゼクティブペストリーシェフの鈴木一夫シェフによると、ピスタチオは生のものとローストしたものを組み合わせているのだそう。両方を使うことで、ピスタチオの味にコクが出てくるのだとか。さすが、手が込んでいます! クセになりそうなピスタチオの濃厚でナッティな風味に、甘酸っぱいベリーのソースがまたきいています。ケーキの底に敷いてあるメレンゲは、しっかり焼き上げたというサクサク食感が軽さを演出しています。

左がフランボワーズブランデー。右は「アールグレイ&シトラス」に使用しているリモンチェッロ
左がフランボワーズブランデー。右は「アールグレイ&シトラス」に使用しているリモンチェッロ

お皿の底のソースは、フランボワーズのブランデーで香りをつけたもの。果実の芳醇な香りをダイレクトに感じます。そして、このデコレーションの美しいこと! お皿に飾られたピスタチオのペーストもとても風味豊かで美味しいので、ぜひこそげ落として召し上がってください。

「ビューティローズ」¥2,400(税・サービス料別)
「ビューティローズ」¥2,400(税・サービス料別)

このパフェに合わせたのはシグネチャー ウイスキー カクテルの一つ、「ビューティローズ」。バラのバーボンにルイボスティー、美容に嬉しいクコの実などを使用した一杯です。オレンジの皮は唇のかたちを象っているのが可愛い。ルイボスティーがベースなので健康にも良さそう!?

「ショコラ ノアゼット」¥3,000(税・サービス料込)
「ショコラ ノアゼット」¥3,000(税・サービス料込)

最後はチョコレート好きにはたまらない「ショコラ ノアゼット」。フランス産のチョコレートにヘーゼルナッツ、アプリコット(杏)を組み合わせた大人のチョコレートパフェです。

香ばしくキャラメリゼされたヘーゼルナッツがゴロゴロ! ウェスティンホテル東京のプライベートボトルである「イチローズ モルト」をしっかりきかせた、滑らかな口どけの生チョコレートもトッピング。オレンジ色が華を添えるドライアプリコットは、杏露酒と蜂蜜に浸けたもの。蜂蜜は入っているからか、まろやかです。鈴木シェフも、「ヘーゼルナッツとアプリコットの相性は抜群です」太鼓判。

チョコレートにヘーゼルナッツのプラリネを混ぜた濃厚アイスクリームや、先ほどの「イチローズ モルト & グレイン ウェスティンホテル東京 プライベートボトル」をたっぷり染み込ませたチョコレートケーキなど、幸せなチョコ尽くし! そこに、王道のバニラアイスや酸味あるアプリコットソースなどを適宜合わせれば、色々な味わいの変化も楽しめます。

ペアリングしていただいたのは、ウイスキーとコーヒー、ナッツを使ってラテ風に仕上げたカクテル。ふわふわのミルクフォームにコーヒーの苦味がキュッと感じられ、濃厚なパフェに合います。

パーツ一つひとつにこだわり、食感、味のハーモニー、温度など最後まで美味しく食べられる工夫が凝らされた鈴木シェフのパフェ。今回も大満足です。週末の夜はバーで大人のパフェナイトを過ごしてみませんか?

特製メンチカツサンドウィッチ ¥2,500(税・サービス料込)
特製メンチカツサンドウィッチ ¥2,500(税・サービス料込)

最後にもうひとつ。「ザ・バー」で必ず食べておきたいのが、創業時からメニューにある「特製メンチカツサンドウィッチ」。デミグラスソースやトマトソースを使ったジューシーなサンドとポテトは、パフェの合間にもオススメです!

Premium Parfait at THE BAR ~ Spring Parfait
期間/2021年3月5日(金)~6月27日(日)※金・土・日・祝休日限定
時間/16:30~20:30
場所/エグゼクティブ バー「ザ・バー」(1階)
TEL/03-5423-7285
URL/www.thebartokyo.com/
※メニュー内容や営業時間、メニュー提供時間は変更になる場合あり。

Profile

新藤友紀子Yukiko Shinto ウェブ・エディター。女性ファッション誌のウェブ編集などを経て2018年『Numero TOKYO』に参加。ファッションをはじめ、カルチャーやライフスタイルなど興味の赴くまま取材。Numero.jpでは連載「パン野ゆりのぶらりパン歩き」「パントビスコの不都合研究所」やスイーツの記事などを中心に担当している。最近は韓国ドラマやK-POPに目覚め、失われた青春を取り戻すかのように沼り中。

Magazine

DECEMBER 2024 N°182

2024.10.28 発売

Gift of Giving

ギフトの悦び

オンライン書店で購入する