Food / Editor's Post

話題のルーフトップバーに老舗ビストロ。美食ステイを「ザ・ホテル青龍 京都清水」で〈後編〉

築80余年の校舎の面影はそのままに、現代に生まれ変わらせた「ザ・ホテル青龍 京都清水」。ホテル編に続き、今京都で一番人気のバーと、100年続くパリの老舗ビストロの京都店をご紹介。

八坂の塔も京都タワーも見える! 360度パノラマビューのルーフトップバー「K36」

オープンから話題となり、連日行列が耐えない人気バーがホテル最上階のバー「K36」。京都の伝説のバーテンダーで人気店の「K6」「Cave de K」「Bar Keller」などを手がける西田稔さんがプロデュースされています。

ルーフトップからは、この眺め!

法観寺・八坂の塔が臨めます。開放感抜群で、京都市街を見下ろせる最高の眺望。これに人が殺到するのも納得です! 季節になると五山送り火も見られるそうですよ。

夜はライトアップされて一変、ムーディーに。こんな素敵な雰囲気の中お酒を飲めるなんて……幸せすぎます。

八坂の塔の反対側には、京都タワーが見えました! さすがパノラマビュー。もうテンションが上がりっぱなしです!

バーでは、京都のクラフトジン「季の美」と「ROKU」、ロンドンのドライジン「No.3」などをブレンドした西田さん考案のオリジナルのジンを使ったメニューも。K36の名前がついた「K36 ジントニック」(写真手前)は、トニックのボトルが刺さったインパクト大の見た目! スッキリしたジンの味わいが好みでした。

和梨のカクテル
和梨のカクテル

この日は大きな月がはっきりと近くに見え、空を眺めながらのんびり過ごしました。フードメニューも豊富だったので、次は試してみたい!

K36 The Bar & Rooftop
住所/京都府京都市東山区清水二丁目204-2
ザ・ホテル青龍 京都清水 内
TEL/075-541-3636
営業時間/15:00~24:00(23:30L.O.)
※2021年1月11日まで13:00〜21:00(Food 20:00L.O./Drink 20:30L.O.)
https://stillfoods.com/k36/

アラン・デュカスが手がけるビストロ「ブノワ京都」

ディナーは、アラン・デュカスプロデュースのレストラン「ブノワ京都」で。東京のブノワとはまた違った、古民家をイメージした和の趣きです。

外には、ライトアップされた八坂の塔がこの通り!

赤と青が京都のブノワカラー。オリジナルのお皿も可愛い。

この日は代表的なメニューをいただきました。一皿目は「バターナッツのヴルーテ、蟹のベニエ、チュミチュリの燻製ソース」。

バターナッツのヴルーテは、まろやかなバターナッツのソースに小さな角切りのかぼちゃ、かぼちゃのタネを添えたクリーミーな一品。

「蟹のベニエ、チュミチュリの燻製ソース」は、カリッと揚げたフリットの中に蟹の身をほぐしたものが。スパイシーなチュミチュリソースをつけていただきます。

蟹の身がぎっしりと。ほろほろとほぐれる食感も楽しく、ソースとの相性もバッチリです。

メインは「カモのロースト、ビーツ、ソース・ドルチェ・フォルテ」。しっかり火入れされた鴨は、噛むと脂をじんわり感じて旨味がたっぷり。ビーツのソースや黒にんにくのソースなどパワフルな味つけに元気がもらえます。

お待ちかねのデザートは「サヴァラン アルマニャック シャンティイ」。リング状になったケーキを切り分けていただき、別添えのクリームをセルフでトッピング。

お酒がたっぷり染み込んだスポンジに、バニラが香るクリームを遠慮なく。生クリーム好きにはたまりません!

食後のお茶と一緒に、カリッとふわっと焼きたてマドレーヌ。

ブノワ京都のエグゼクティブ シェフ、アントニー・バークルさんは、フランス・ロワール地方の出身でミシュランの星付きレストランで修行を重ねた後、リヨンの2ツ星、パリの3ツ星などで経験を積み、デュカス・パリのレストランでスーシェフ、2018年にはマカオにあるアラン・デュカスのレストランでシェフを務めた人物。

地元京都の食材を多く取り入れているアントニーシェフ。実はフランスの野菜も京都の野菜も似ているのでとても料理しやすいのだとか! フレンチビストロだけれど京都の味覚も味わえる…「せっかく京都に来たのにビストロ?」なんて思っている方も大満足のはずです。

ブノワ京都
住所/京都府京都市東山区清水二丁目204-2
ザ・ホテル青龍 京都清水 内
TEL/075-541-0208
営業時間/ランチ11:30〜15:30(L.O.14:30)
ディナー/17:00〜22:00(L.O.20:30)
※2021年1月11日までディナータイムは〜21:00(19:30L.O.)
www.benoit-kyoto.com/

レストランを出ると、ライトアップされた景色が美しくて、しばし見入ってしまいました。

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翌朝は、講堂だった場所を改装した「restaurant library the hotel seiryu」で朝食を。ずらりと並んだ本棚は、まるで図書館のようです。

オリジナルの野菜ジュースに始まり、京野菜を使ったサラダなどかなりボリューミーでした!

朝のこの景色も清々しく、素晴らしい1日が始まりそうな予感がしました。

近くにいろいろな観光スポットはあるものの、お籠もりしたくなるような見所が盛りだくさん。たくさん飲んで食べて、お部屋に戻ってふかふかのベッドでお休み……ってなんて贅沢なんでしょうか。そんな至れり尽くせりなステイをぜひ体験ください!

ザ・ホテル青龍 京都清水
住所/京都府京都市東山区清水二丁目204-2
TEL/075-532-1111
www.princehotels.co.jp/seiryu-kiyomizu/

 

Profile

新藤友紀子Yukiko Shinto ウェブ・エディター。女性ファッション誌のウェブ編集などを経て2018年『Numero TOKYO』に参加。ファッションをはじめ、カルチャーやライフスタイルなどあらゆるジャンルに幅を広げるべく猛進中。Numero.jpの連載「パン野ゆりのぶらりパン歩き」「パントビスコの不都合研究所」などを担当。スイーツ全般を愛し、なかでもパフェに熱狂的。

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