日比谷OKUROJIの「Pâtisserie PAROLA」でカウンターデセールを | Numero TOKYO
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日比谷OKUROJIの「Pâtisserie PAROLA」でカウンターデセールを

カウンターでデザートを楽しめる専門店が増えているこの頃。日比谷の高架下の商業施設「日比谷OKUROJI」にパティスリーパロラ(Pâtisserie PAROLA)が11月1日(日)グランドオープンしました。

まず、訪れてびっくり! 日比谷がこんなことになっていたとは!

新橋側の入り口です。

明治⽣まれの煉⽡アーチを活かした300メートルの通りには、飲食店や雑貨屋さんが軒を連ねています。

その一番奥にオープンしたのが、パティスリーパロラ。全10席のカウンターでは、シェフが目の前で仕上げるスイーツを楽しめます。

お店の名前にもなっているアレクシ・パロラシェフです。フランス・ナントのご出身で、パリやナントでパティシエとして経験を積んだのち、アルザスでストウブのブランドレストランにてシェフ・パティシエとして従事。その後、ベルリンやスコットランドではシェフとしての経験も。2016年に来日し、日本語もお上手なこと!

「季節のフルーツ&シャンパーニュゼリー」
「季節のフルーツ&シャンパーニュゼリー」

イートインでいただける「PAROLAのプレート・デセール・コース」(¥3,800/ペアリングドリンク付き)は「季節のフルーツ&シャンパーニュゼリー」、「レモンのスペシャリテ」、「季節のフルーツ&岩手県しあわせ牧場よりグラスフェッド生クリームを使用したデセール」の3品で構成されます。

「レモンのスペシャリテ」
「レモンのスペシャリテ」

こちらが「レモンのスペシャリテ」。ブルーのお皿とのコントラストもバッチリです。レモン型が可愛らしい。中に何が入っているか、期待が高まりますね。

このレモンのかたちは、型を使って形成するそうですが最終的な調整は一つ一つ手で行うそう! 完成までに2〜3日はかかるとか。

そんな手間暇かかったものを叩き割るのは忍びないのですが、殻を割ると中にはレモンのムース、ミントのジュレ、レモンの果肉が入っています。目が覚めるような爽快な酸味! これを作るのには温度調整がかなり重要なのだそう。レモンはすべて手絞りで、ミントのジュレは冷凍して用意するそうですよ。他にいちごや洋梨のかたちを試してみたことがあるとか。もしかしたら今後、他のフルーツも登場するかも!?

ペアリングはアルコール/ノンアルコールが選べます。この日はソムリエさんにアルザスのシャンパンを合わせていただきました。

酸味が調和されて後味がまあるくなるように感じました。

「季節のパフェ」各¥1,800
「季節のパフェ」各¥1,800

その他、季節のパフェはこんなイメージです。ちょうど今の季節はシャインマスカットや柿を予定しているそう。また改めて来ないと〜!

「カヌレ」1個¥300
「カヌレ」1個¥300

さらにテイクアウトではボルディエの発酵バターをたっぷり使ったカヌレ(¥300)を用意。そんなの絶対美味しいに決まってる!

コースの予約のみWebから受け付けています。日比谷の新スポットで至福の時間を過ごしてみてください!

Pâtisserie PAROLA
住所/東京都千代田区内幸町1-7-1 日比谷OKIROJI
TEL/03-6807-5622
営業時間/12:00〜20:00
定休日/水
https://parola.tokyo/

 

Profile

新藤友紀子Yukiko Shinto ウェブ・エディター。女性ファッション誌のウェブ編集などを経て2018年『Numero TOKYO』に参加。ファッションをはじめ、カルチャーやライフスタイルなど興味の赴くまま取材。Numero.jpでは連載「パン野ゆりのぶらりパン歩き」「パントビスコの不都合研究所」やスイーツの記事などを中心に担当している。最近は韓国ドラマやK-POPに目覚め、失われた青春を取り戻すかのように沼り中。

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