王道フランス菓子 × 日本の融合「Café Kitsuné Aoyama」で本格スイーツを! | Numero TOKYO
Life / Editor's Post

王道フランス菓子 × 日本の融合「Café Kitsuné Aoyama」で本格スイーツを!

「Café Kitsuné Aoyama(カフェ キツネ アオヤマ)」が2019年12月移転リニューアルオープンしたのをご存知ですか? コーヒーが美味しいのはもちろんですが、この秋からスイーツが大充実しているのです!

洗練された和の雰囲気が心地よい店内。ほっと一息つきたくなる、表参道のオアシスです。さて、気になるスイーツですが、ショーケースに並ぶのはエクレア、プリン、フレンチトースト、フレジェ、どら焼きをはじめとする多彩なラインナップ。

フレジェ ¥900
フレジェ ¥900

この丸い形がなんとも愛らしいですよね。ふわっふわのスポンジに軽い生クリーム、甘酸っぱいいちごの組み合わせは間違いない美味しさ。しかし! ただのショートケーキではありません。なんと、生クリームにはほうじ茶のシロップが使われており、ほんのりさりげなくほうじ茶が香るのです。だから生クリームが少しブラウンがかっているのですね。このひとひねりがとてもおしゃれで手が込んでいます。

エクレア(抹茶)¥750
エクレア(抹茶)¥750

お次はエクレアです。サクサクの生地には、抹茶のカスタードクリームと生クリームをサンド。異なる味わいのクリームが、深みのある抹茶のハーモニーを奏でます。抹茶好きにはたまらない! エクレアと言えばカスタードが定番ですが、ここは抹茶でアレンジ。この抹茶は、カフェのメニューである抹茶ラテでも使われているものだそうです。他にコーヒー味のエクレアもあります。

どのスイーツも、コーヒーとの相性を考えて考案されたもの。コーヒーショップでここまで本格的な生菓子は嬉しいですよね!

どら焼き 1個¥400 2個¥700
どら焼き 1個¥400 2個¥700

こちらのどら焼きは、京都の老舗甘味処「梅園」とのコラボレーションによるもの。なんと、オリジナルの生地と餡を作っていただいたそう。餡も個性的で、小豆、カカオ、レモンの3種類。

驚いたのがレモン。レモンの酸味あるフレーバーが香る白餡が新感覚! ふわふわの生地と合わせてさっぱりいただけます。カカオはチョコレートというより甘さ控えめで濃厚。まさに和洋折衷な一品です。

どら焼きは梅園さんとのコラボレーションによるものですが、それ以外のスイーツを手がけているのが、老舗洋菓子店出身で星付きフレンチの名店や海外での経験もお持ちのパティシエの方と聞いて納得! 伝統的なフランス菓子にKitsunéらしいエスプリで日本の要素を融合してアレンジし、手作り感のあるスイーツを届けたいという思いがあるそうです。ショートケーキにエクレア、プリンなど誰もが知っている定番スイーツを華麗にアップデートされています。どこかほっこり、ほっとする美味しさに心温まります。表参道でひと休みする際は、ぜひ訪れてみてください!

CAFÉ KITSUNÉ AOYAMA
住所/東京都港区南青山3-15-9
TEL/03-5786-4842
営業時間/10:00〜19:00
不定休

 

Profile

新藤友紀子Yukiko Shinto ウェブ・エディター。女性ファッション誌のウェブ編集などを経て2018年『Numero TOKYO』に参加。ファッションをはじめ、カルチャーやライフスタイルなど興味の赴くまま取材。Numero.jpでは連載「パン野ゆりのぶらりパン歩き」「パントビスコの不都合研究所」やスイーツの記事などを中心に担当している。最近は韓国ドラマやK-POPに目覚め、失われた青春を取り戻すかのように沼り中。

Magazine

JANUARY / FEBRUARY 2025 N°183

2024.11.28 発売

Future Vision

25年未来予報

オンライン書店で購入する