usagi bon ごはん
recipe.6 梨とメープルシロップのわらび餅
アーティスト河原シンスケがプロデュースするサロンレストラン「usagi」の料理をわが家にも。旬の食材や一皿にまつわるエッセイとともに送る、五感で楽しむビューティフードの秘伝レシピ連載。
![IMG_6672のコピー](https://numero.jp/wp-content/uploads/2017/11/dada3040266b5fbc054de2763d4b5a93.jpg)
![usagi_06](https://numero.jp/wp-content/uploads/2017/11/usagi_06.jpg)
街の小さな移動マーケット
サン・ジェルマン・デ・プレに、僕が知る限り30年間、新聞『Le Monde』を売り歩く、ムッシューXがいる。「号外号外、東京の銀杏が紅葉したよ~!でも、今年は葉っぱが全部青いって~!」と、カフェの中まで入って来ては、いろんな面白いデマを言いながら、真面目な新聞を売っている超有名人。
日本でも、昔は、竿竹、豆腐、わらび餅売りの声を都会でも普通に聞くことができた。近づいきては遠ざかっていく、そんな声に何となくソワソワしたものだ。子どもの頃は、わらび餅を買ってもらうのが楽しみだった。くず粉で作るくず餅もおいしい。くず粉は、料理に使うと、ほんのりとろみがかって上品な仕上がりになるのが特徴。でも、わらび粉=わらび餅というくらい、ほかには料理の記憶がない。これを書きながら、わらび粉で、料理をしてみたいと頭がグルグル動き出した。
usagi Tokyo
Instagram/@usagi_tokyo_salon
FACEBOOK/Usagi Tokyo
サロンレストラン「usagi」とは
Photos&Art Work&Text:Shinsuke Kawahara
Food Direction:Shintaro Imahira
Edit:Masumi Sasaki
Profile
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![](https://numero.jp/wp-content/uploads/2017/09/usagitokyo_10-e1506359144296.jpg)