usagi bon ごはん vol.154 鶏胸肉のかぶら蒸し | Numero TOKYO
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usagi bon ごはん vol.154 鶏胸肉のかぶら蒸し

アーティスト河原シンスケがプロデュースする「usagi」監修の、レストラン「Univers S.」シェフ今平慎太郎の料理をわが家に。旬の食材や一皿にまつわるエッセイとともに送る、五感で楽しむビューティフードの秘伝レシピ連載「usagi bon ごはん」。第154回は、鶏胸肉のかぶら蒸し。

鶏胸肉のかぶら蒸し

鶏以外でも、豚バラうすぎりや白身魚など、お好みでアレンジして春の味を楽しんでください。

【材料】4人分

蕪 4個
鶏胸肉 2枚
三つ葉 少量
昆布 4cm
精進出汁 400ml ※レシピはこちらを参照
日本酒 大さじ1
薄口醤油 少々
精製していない塩 少々
片栗粉 大さじ2

【作り方】
1. 蕪は皮をむき、すりおろし、塩少々、細切りにした昆布を混ぜ合わせておく。
2. 鶏胸肉は皮目を香ばしく焼き上げたら、食べやすい大きさに切って器に入れ、1の蕪をかぶせるようにのせる。
3. 2を蒸し器に入れ、10分ほど蒸す。
4. 鍋に精進出汁、日本酒、薄口醤油、片栗粉を混ぜ合わせてから、火にかけ沸騰させる。
5. 3を器に盛り、4をかけて、刻んだ三つ葉を散らす。

春もかぶら蒸し

寒い時に熱々の餡掛けメニューは定番かぶら蒸し。でも実はいつの時期だって美味しいものは美味しい。茶碗蒸しや蒸し物はその湯気に包まれた一品に思わず誰もが笑顔になる。

鶏胸肉は、高タンパク低カロリー。鶏は胸を良く動かしているので、脂肪分が少なく肉質は弾きしまっていて淡白で優しい味の食材。美容や健康を気にするアスリートやusagiチームにはピッタリ。もも肉と比べても低カロリーというのも嬉しい。そんな鶏胸肉だから白身魚の代わりにかぶら蒸しにしてもピッタリマッチするのだ。

白身魚より歯応えもあり、ヘルシーなのに満腹大満足。

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Art Work & Text:Shinsuke Kawahara Photo & Food Direction:Shintaro Imahira Edit:Chiho Inoue

Profile

河原シンスケShinsuke Kawahara 80年代初頭よりパリを拠点に活動するアーティスト/クリエイティブディレクター。エルメス、ルイ・ヴィトンやバカラをはじめ、数々のブランドや雑誌とのコラボレーションでも知られている。(Photo: Keiichi Nitta)
今平慎太郎Shintaro Imahira 1974年、北海道出身。旭川、札幌のホテルで修行を積み、2014年札幌国際芸術祭のガラディナーで河原シンスケと初コラボレーション。17年の「usagi tokyo」立ち上げのため、上京しシェフに就任。19年2月札幌にレストラン「Univers S.(ユニヴェール エス)」をオープン。 Instagram/@univers.s.2019(Photo: Ayako Masunaga)

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