渡辺直美インタビュー「休日はスマホ映画とケータリングに夢中」 | Numero TOKYO
Interview / Post

渡辺直美インタビュー
「休日はスマホ映画とケータリングに夢中」

旬な俳優、女優、アーティストやクリエイターが登場し、「ONとOFF」をテーマに自身のクリエイションについて語る連載「Talks」。 vol.20は芸人、渡辺直美にインタビュー。

お笑い芸人という枠を超えて、女優、ファッションブランドの監修まで務めるマルチプレイヤー、渡辺直美。彼女が映画のキャラクターに扮し、名シーンを再現するという新感覚バラエティ『#今夜、わたしと見ませんか?』が映像配信サービスdTVにて独占配信中。撮影現場に潜入し、老若男女から愛されるその魅力に迫った。

クオリティが高くて毎回びっくり

──「#今夜、わたしと見ませんか?」の企画内容を聞いたときの感想は?

「最初に話を聞いた時は…『何? どういうこと?』って、正直わけが分からなかったです(笑)。映画とかドラマを紹介する番組はあるけど、紹介する上に、その作品の主人公に自分がなりきってパロディで見せるなんて聞いたことないですよね。映画と同じ設定で撮影するなんて、新しい発想だなって」

──コントを演じるのとでは違いが大きかった?

「全然違いました。映画と同じシーンを作るからスタッフも本格的なんですよ。舞台装置からはじまって照明もシーン毎にがらっと変わるし、CGの技術も駆使してるから、かなりお金がかってるんじゃないかなって制作費の心配もしちゃったりして(笑)。撮影中は不安ばっかりです。『セックス・アンド・ザ・シティ2』なんて4人の役を全部自分でやったから、合成されるまでどうなってるのか分からなかったり。でも実際に完成したものを見たら、クオリティが高くて毎回びっくりしています」

──エキストラの方との絡みはありますが、ほぼ一人ですもんね。

「そうなんです。セリフも多いからすぐいっぱいいっぱいになっちゃう。番組の前半に、これから映画を見る『ナオミ』という女の子になりきっているシーンがあるのですが、このキャラクターもその回のテーマに合わせてテンションを変えているので、ぜひ見てほしいです」

Photos:Satomi Yamauchi 
Interview & Text:Yukiko Shinmura

Profile

渡辺直美(Naomi Watanabe)芸人、タレント。1987年生まれ。2012、13年『史上空前!! 笑いの祭典 ザ・ドリームマッチ』にて2年連続優勝。これまでに出演したバラエティのレギュラー番組は『ピカルの定理』『森田一義アワー 笑っていいとも!』(フジテレビ)や『伝えてピカッチ』(NHK)。松本人志監督の映画『R100』では女優としての実力も発揮。6Lまでサイズの幅を取り揃えたブランド「PUNYUS」をプロデュース。

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