Interview / Post
シンシア・ヴィルチェス・カスティリオーニ
シンシア・ヴィルチェス・カスティリオーニ
インタビュー「きっかけは出産」
ジュエリーは常に大きな存在
──シュノーケルやバケツといったモチーフも幼少期の思い出にちなんだものなのですか?
「子ども時代ということだけでなく、例えば今年の夏、息子とビーチで過ごしたことがすごく印象深くて。だから、新しいステップを歩き始めた自分にも、常に寄り添ってくれているものたちだと思うわ」
──子どもの頃からジュエリーに興味があったということですが、ジュエリーデザイナーとしての夢を叶えた気持ちとは?
「幼い時から自分でブレスレットを作ったり、ジュエリーのコースに通ったり、ジュエリーは私にとって、常に大きな存在だったの。だからこそ趣味として楽しもうと思っていから、仕事はファッションマーケティングの道を選んだわ。もちろんこの仕事も楽しかったけれどね。今、こうして自分のブランドを立ち上げることになるだなんて、本当に夢のような、でも探していたものがきちんとはまったような、そんな感覚よ」
──ブランドスタートについて、コンスエロ・カスティリオーニさんとは何か話されましたか?
「ミセス・コンスエロは私にとって、いつもインスピレーションを与えてくれる特別な人よ。偉大なファッションデザイナーであり、尊敬する母親でもある彼女は、私のロールモデルでもあるわ。『ALIITA』を立ち上げるときもとても喜んでくれたし、このブランドの熱烈なファンでいてくれているの」