「Prada」のショーに感涙! | Numero TOKYO - Part 2
Fashion / Editor's Post

「Prada」のショーに感涙!

エディトリアル・ディレクター 軍地彩弓が、2017-18秋冬ミラノコレクションをレポート!

ショーが始まりました。

ツイードコート、刺繍入りのカーディガン、ベイカーボーイのキャップ、野暮ったい手編みニットにマフラー、前シーズンから使われているフェザートリミング、そこに突然現れるセクシーな赤いドレス。そして全面にグラマラスな女性が描かれたスカートやドレス。歴史の中でたくさんの女性が果たしてきた役割が、このショーの中に全て盛り込まれています。ここにあったのは女性賛歌。数々の仕事をこなし、母でもあり、働く女でもあり、生きる女性たち。

Pradaさん(@prada)がシェアした投稿 – 2017 2月 23 1:45午後 PST

Pradaさん(@prada)がシェアした投稿 – 2017 2月 23 1:47午後 PST

ショーのラストにはスタンディングオベーション。スマホ片手になかなか拍手が起きない最近のショーでは異例の熱気と喝采に包まれました。ミウッチャが見せた女性へのアプローズにも聞こえたのです。

Sayumi Gunjiさん(@sayumi7)がシェアした投稿 – 2017 2月 23 10:02午前 PST

すべての女性の参加、リベラリズム、社会への役割を表したそのショーに、全ての観客が女性デザイナーならではの女性と社会の役割をその時代にゆだね合わせて伝えるその姿。

久々にショーで泣きました。

Prada
HP/www.prada.com
Instagram/@prada

Profile

軍地彩弓Sayumi Gunji エディトリアル・アドバイザー。大学在学中よりフリーランスライターとしてキャリアをスタート。卒業後は雑誌『ViVi』でファッションライターとして活躍し、創刊から在籍していた『GLAMOROUS』のファッションディレクターに就任。2008年に現コンデナスト・ジャパンにて新雑誌創刊に尽力した後、『VOGUE girl』の創刊と運営に携わる。2014年、株式会社gumi-gumiを設立し同年7月より『Numero TOKYO』に参加。ドラマ「ファーストクラス」のファッション監修など幅広く活躍。

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