マームとジプシー公演『めにみえない みみにしたい』へ | Numero TOKYO
Culture / Editor's Post

マームとジプシー公演『めにみえない みみにしたい』へ

「藤田貴大(マームとジプシー)が初めて手がける 4歳から大人まで一緒に楽しめる演劇作品」 を観に、彩の国さいたま芸術劇場に行ってきました。子どもと一緒に芝生の上、目の前で演者を観ることもできるという贅沢な会場。子どもも楽しめるということで、絵本の世界が立体的に立ち上がり、まるでその中に紛れ込んでしまったようでした。マームとジプシー作品のリズムは、子どもたちにもすんなり受け入れられたよう。とはいえ、大人も楽しめる作品です。忘れてしまったけれど、確かに子どもの頃には持っていた気持ちがふとよみがえってくるようでした。当日券もあるのでぜひ!

藤田貴大のインタビューはこちら

『めにみえない みみにしたい』
作・演出/藤田貴大
出演/伊野香織、川崎ゆり子、成田亜佑美、長谷川洋子
音楽/原田郁子

【さいたま公演】
2018年4月29日(日・祝)~5月6日(日)
※当日券は、 各回開演の45分前から小ホール入口前にて販売。(開場は開演20分前)
 
【吉川公演】
2018年5月12日(土)・13(日)

URL/http://saf.or.jp/arthall/stages/detail/4873

Profile

伊藤さや香(Sayaka Ito) エディター。フランス文化への憧れがすぎて、慶應義塾大学文学部仏文学専攻を卒業、フランス系アパレル会社に勤務。ファッション誌などのライターを経て、フランス版『Numero』の日本語訳小冊子の編集に携わる。その後『Numero TOKYO』に創刊メンバーとして参加。主に、映画、本、アート、ライフスタイルの企画を担当。もとよりカラックス、ジャームッシュ、クンデラなどの作家たちを愛しつつ、新たな(もうちょっと明るい)お気に入りを専ら模索中。プライベートでは2児の母。

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