病の時代を生きる“力”「マザリング」とアート@シアターコモンズ東京’21 | Saeborg
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病の時代を生きる“力”「マザリング」とアート@シアターコモンズ東京’21

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シアターコモンズ東京’21の企画で、2/26にゲストでワークショップに参加します。

テーマは病の時代を生きる“力”「マザリング」とアートです。

これから私も「マザリング」を読むところなので内容をまだ知らないのですが、母親の呪いの話だとしたら、「マザリング」は「ミラーリング」と似てて面白いなぁと。

是非とも!

I will be joining a workshop as a guest in a project of Theater Commons Tokyo ’21. The theme is “Mothering” and art, a “power” to live in the age of disease.

We will have a talk and discussion with film director and author Yuko Nakamura and child psychiatrist Ibuki Ozawa.

 

1/22(金)より受付→ https://t.co/OuT7L1pUD0
抽選あり各回25名程、無料。 https://t.co/UWXCp9PCGz

 

シアターコモンズ’21 関連ワークショップ
病の時代を生きる“力”「マザリング」とアート
~映画監督・作家:中村佑子さんを迎えて~

「マザリング」とは、子供やケアが必要な人々を守り育てる行為。生物的な「母性」だけでなく、弱き存在を守りケアする力全般を指す力としても注目されています。本ワークショップでは、生の繊細さや揺らぎを独自の映像世界で表現する映画監督・作家の中村佑子氏をお迎えし、「マザリング」について共に考えます。中村さんの映像や文章を入り口に、現代社会の中でいまだ見えづらい女性や子供を取り巻く問題について共に考え、学び合います。
誰もがコロナ禍の環境変化で心身の失調を感じる時代。
まずは中村監督の映像や言葉に触れ、自分の心と身体を点検してみませんか? ぜひお気軽にご参加ください。


中村佑子(なかむら・ゆうこ)
映画監督・作家。『あえかなる部屋 内藤礼と、光たち』をはじめ、繊細な揺らぎを触覚的に掴み取る独自の映像世界で高い評価を得る。近著『マザリング 現代の母なる場所』(集英社)やその翻案としてのAR映画『サスペンデッド』(シアターコモンズ’21内で上映)を通じて、女性性やケアめぐる新たな表現に取り組んでいる。

【日時】 2021年2月26日(金)13:00〜16:00 / 27日(土)13:00〜16:00
【会場】 港区立男女平等参画センター リーブラホール(みなとパーク芝浦1F)
【定員】 各回25名程度/抽選
【料金】 無料
【参加方法】フォームから予約|受付期間1月22日(金) – 2月11日(木)
港区内在住・在勤・在学の方を優先し抽選。結果は2月14日(日)までに連絡。
【託児】対象は4ヶ月〜未就学児(定員あり・申込順)*詳細は希望者にご連絡します

【ワークショップ内容】
映像上映、ゲストを招いてのトーク、ディスカッションなどで構成されます。
以下の①と②のどちらかを選択の上お申し込みください。

① 2月26日(金)13時〜16時
病を抱える親と暮らす子供には、世界はどう見えているのか。その特異な世界を、いかに芸術や他者との関係性を通じて受け入れていくことができるのか。AR映画『サスペンデッド』の感想を共有しながら共に考えます。
ゲスト|小澤いぶき(児童精神科医/認定NPO法人PIECES代表)
サエボーグ(アーティスト)

② 2月27日(土)13時〜16時
AR映画『サスペンデッド』のテーマでもある、病の親を持つ子供たち。その実態はいまだ把握されておらず支援の穴と言われています。ヤングケアラー問題など、ケアが抱える社会的課題やその解決に向けた芸術的アプローチについて共に考えます。
ゲスト|加藤枝里(精神保健福祉士/「ひとりやないで!」代表)
猪俣 剛 (臨床心理士、手塚山大学准教授)

<ご参加にあたって>
・ワークショップ参加者の皆様には、AR映画『サスペンデッド』の鑑賞(2月11日-28日)をお勧めします。
本ワークショップでは、『サスペンデッド』のリモート配信用映像をご覧頂けます。
・中村佑子著『マザリング– 現代の母なる場所』 (集英社)をご一読の上のご参加をお勧めします。

主催|シアターコモンズ実行委員会
共催|港区 令和2年度港区文化プログラム連携事業

ゲストプロフィール


小澤いぶき(おざわ・いぶき)
精神科医を経て、児童精神科医として複数の病院で勤務。トラウマ臨床、虐待臨床、発達障害臨床を専門として臨床に携わり、多数の自治体のアドバイザーを務める。さいたま市の子育てインクルーシブモデル立ち上げ・プログラム開発に参画。2017年3月、世界各国のリーダーが集まるザルツブルグカンファレンスに招待を受け、子どものウェルビーイング達成に向けたザルツブルグステイトメント作成に参画。人の想像力により、一人一人の尊厳が尊重される寛容な世界を目指し、認定NPO法人PIECESを運営している。


サエボーグ
1981年富山県生まれ、東京都在住。サエボーグは不完全なサイボーグ。半分人間で半分玩具。家畜や糞虫を模したボディスーツを自作・装着して行うパフォーマンスで高い評価を得る。近年の主な発表に、「あいちトリエンナーレ2019 情の時代」(愛知、2019年)、「第6回アテネ・ビエンナーレ」(ギリシャ、2018年)など。これまでの全作品は、東京のフェティッシュパーティー「Department-H」で初演された後、国内外の国際展や美術館で発表されている。


加藤枝里(かとう・えり)
1991年、統合失調症の母から生誕。ヤングケアラーとして育つ。大学在学中の2013年11月、統合失調症の親と向き合う子ども向け家族会「ひとりやないで!」を発足。子の立場の疲弊・社会的孤立を防ぎ、「悩んでいるのは自分だけではない」と、まさに”ひとりやないで“を実感できる居場所を現在も展開中。2020年より、子どもが”こどもらしく”あり続けるためのヤングケアラー支援として「METIME CANDLE」を本格始動。今後、子ども向けにキャンドル作りのワークショップを展開予定。


猪股剛(いのまた・つよし)
1969年生、ユング派分析家、臨床心理士/公認心理士。精神科や学校において臨床実践に携わるとともに、現代の深層や、表現やパフォーマンスの精神性を思索することを専門としている。帝塚山学院大学准教授、著書に『心理学の時間』(単著・日本評論社)、『ホロコーストから届く声』(編著・左右社)、『遠野物語、遭遇と鎮魂』(共著・岩波書店)、訳書に『近代心理学の歴史』『分析心理学セミナー1925』(いずれも、C.G.ユング著・創元社)などがある。

 

1/22(金)より受付→ https://t.co/OuT7L1pUD0
抽選あり各回25名程、無料。 https://t.co/UWXCp9PCGz

Profile

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サエボーグ(saeborg)はラテックス製の着ぐるみ(スーツ)を自作し、自ら装着するパフォーマンスを展開するアーティストです。これまでの全作品は、東京のフェティッシュパーティー「Department-H」で初演された後、国内外の国際展や美術館で発表されている。2014年に岡本太郎現代芸術賞にて岡本敏子賞を受賞。主な展覧会に『六本⽊アートナイト2016』(A/Dgallery、東京、2016)、『TAG: Proposals on Queer Play and the Ways Forward』(ICA/ペンシルバニア大学、アメリカ、2018) 、『第6回アテネ・ビエンナーレ』(Banakeios Library、ギリシャ、2018)、『DARK MOFO』(Avalon Theatre/MONA 、オーストラリア、2019)、 『あいちトリエンナーレ』(愛知芸術劇場、名古屋、2019)、 『Slaughterhouse17』(Match Gallery/MGML、 スロベニア、2019 )など。

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