ワタリウム美術館で開催中のマイク・ケリーの展示「DAY IS DONE」トークイベント出ることになりました。気合を入れて挑みますっ
サエボーグを誘ってくれた、イベント企画者でありアーティストの山内祥太君の言葉より↓
「告知です! 実は年明けから、ワタリウム美術館で開催中のマイクケリー展に合わせて、97年に行われたPOETICS PROJECT(マイクケリーとトニーアウスラー)展のドキュメント映像制作をしてました。その映像が14日からon sundaysで上映されます。彼らのアーティストとしての態度が生で伝わるはずです!それをきっかけに今月23日に、トークイベントを行うことになりました。彼の活動からシンパシーを感じ、また僕が尊敬するアーティストに声をかけました。自分の言葉を持っているアーティスト達なので、まとまるとは一切思いませんが、それこそがマイクケリーを紐解く手がかりになると考えます。マイクケリーパワー注入しましょう!」
ワタリウム美術館HP→ watarium.co.jp
マイク・ケリー展 デイ・イズ・ダーン |
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会期 | 2018 年1月 8日[月・祝]− 3月 31 日[土] |
休館日 | 月曜日(1/8, 2/12は開館) |
開館時間 | 11時より19時まで [毎週水曜日は21時まで延長] |
入場料 | 大人 1000 円/学生[25 歳以下]800 円/小・中学生 500 円/ 70 歳以上の方 700 円 ペア券: 大人 2 人 1600 円/学生 2 人 1200 円 |
主催 | ワタリウム美術館/ブルーノ・タウト展実行委員会/マイク・ケリー展実行委員会 |
会場 | ワタリウム美術館 2会、3階、4階、 |
助成 | 芸術文化振興基金/公益財団法人朝日新聞文化財団 |
協力 | マイク・ケリー財団/イメージフォーラム |
Date | January 8th – March 31st (Sat.) , 2018 |
Closed | Mondays (except Jan.8, Feb.12) |
Openning Hours |
11:00 to 19:00 (open till 21:00 on Wednesdays) |
Entrance Free |
Adult 1,000 yen /Student (under 25 years) 800 yen / a two-person ticket 1,600 yen / a two-student ticket 1,200 yen / Elementary and Junior-hi |
Organizer | WATARI-UM, The Watari Museum of Contemporary Art / Bruno Taut Exhibition Committe / MIKE KELLEY Exhibition Committee |
Venue | WATARI-UM, The Watari Museum of Contemporary Art |
Subsidy | Japan Arts Fund / THE ASAHI SHIMBUN FOUNDATION |
Cooperation
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:Mike Kelley Foundation for the Arts
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ぼくはポップ・カルチャーに関心があるが、
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マイク・ケリー(1954-2012)は、アメリカの大衆文化を通じて、社会の奥深くに潜むさまざまな問題点をあぶり出しそれらをアートのフィールドに持ち込んだ、現代アートの最も重要なアーティストの一人である。 1世代前にポップ・アートの旗手として華やかに登場したアンディ・ウォーホルが表のスターだとすると、マイク・ケリーは裏の帝王だろう。 階級やジェンダーなどのマイノリティに対する差別、トラウマや暴力、性などを題材に痛烈な皮肉やユーモアを交え作品として発表しつづけた。
ワタリウム美術館では今回の展覧会を皮切りに、マイク・ケリーのさまざまな作品を複数回の展覧会としてまとめ紹介していく計画である。 まず「Day is Done」(2004-2005)という高校時代の「課外活動」の様子を写したモノクロ写真の再生の中で映像やインスタレーション、写真作品へと広がっていった大作を展示する。 ヴァンパイア、田舎者、ハロウィンの祭り、不機嫌な悪魔などを登場させ、ダンスや音楽、シナリオテキストなどすべてをマイク・ケリー自身がディレクトしている。 その他、マイク・ケリーのルーツであるアイルランドの神話から四つ葉のクローバーとそれが表す幸運というモチーフをアイロニカルに表現した「Pansy Metal/Clobered Hoof(1989/2009)」ほか異なる時代の3シリーズを展示する。 世界から届く不自然なニュースを見るとき、真実が社会の奥深くに隠されて、まるですべてが見えない糸で操られているような気配を感じることはないだろうか。 マイク・ケリーは文化でさえも何かに支配され、その皮を引きはがすことこそが自身の役目だと語っていた。 そうだとすると、この展覧会は「自由のための見世物小屋」だろうか。 作品の中の怪しい登場人物に隠されたマイク・ケリーの願いを覗いてほしい。 “My interest in popular form wasn’t to glorify them
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