美術手帖2月号「アウトサイダー・アート/境界線上の表現者たち」 | Saeborg
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美術手帖2月号「アウトサイダー・アート/境界線上の表現者たち」

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1月17日に発売の美術手帖2月号が届いたのでご紹介。

今回はアウトサイダー特集ということで、サエボーグもマイベスト・アウトサイダーアーティストの紹介ページを頂いています。円奴ちゃん、あそどっぐさんのお二人を選びました。

他の「アーティストが選んだマイベスト・アウトサイダーアーティスト」をセレクトしたアーティストは以下になります。

榎忠、会田誠、大山エンリコイサム、淺井祐介、サエボーグ、中村政人、笹本晃、卯城竜太、高嶺格、日比野克彦、百瀬文、山懸良和、大宮エリー(敬称略)

皆様のセレクトもチェックしてみてくださいませ~

円奴 (2)

写真/三宅祐介 Yusuke Miyake
円奴ちゃんはDepartment-Hのメンバーでもあり、私の古くからの友人で、先日TWS本郷にて「自分の身体はどうしたら手に入るの?」というテーマで一緒に話したりしたばかり。彼女のことをよく知ってるようで、ちゃんと言語化した作品の話を改めて聞くことがなく。話すと、凄くいいトークで、、改めて彼女の作品のことを考え直す機会によって今回の紹介ページで彼女を推薦しようと思いました。

あそどっぐ 大

あそどっぐさんとはまだ残念ながら直接お話したことはないのですが、鞆の津ミュージアムにて開催されていた「障害(仮)」という企画展で作品を観させて頂きました。私の考えていた「障がいを持ってる人の作品」のステレオタイプ像をぶち壊してくれた方です。

今回は円奴ちゃん、あそどっぐさんという、枠からはみ出してるけど批評性の高い作家の2人を選んでいます。

我ながら凄くいいセレクトだと思っています。美術手帖に寄せた紹介文も、拙いですが愛を込めて書きましたので、是非手に取って頂けると嬉しいです。

 

#5

写真:都築響一氏

美術手帖2月号の美術館・ギャラリー情報のページではサエボーグが参加中の企画展「Re:解体新書」@鞆の津ミュージアム(広島)も紹介されてます。

展示レポ→

3月5日までの開催になります。是非、足を運んでいただけたら嬉しいです~!!

Profile

saeborg

サエボーグ(saeborg)はラテックス製の着ぐるみ(スーツ)を自作し、自ら装着するパフォーマンスを展開するアーティストです。これまでの全作品は、東京のフェティッシュパーティー「Department-H」で初演された後、国内外の国際展や美術館で発表されている。2014年に岡本太郎現代芸術賞にて岡本敏子賞を受賞。主な展覧会に『六本⽊アートナイト2016』(A/Dgallery、東京、2016)、『TAG: Proposals on Queer Play and the Ways Forward』(ICA/ペンシルバニア大学、アメリカ、2018) 、『第6回アテネ・ビエンナーレ』(Banakeios Library、ギリシャ、2018)、『DARK MOFO』(Avalon Theatre/MONA 、オーストラリア、2019)、 『あいちトリエンナーレ』(愛知芸術劇場、名古屋、2019)、 『Slaughterhouse17』(Match Gallery/MGML、 スロベニア、2019 )など。

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