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東京アートミーティングVI “TOKYO”ー見えない都市を見せる@東京都現代美術館

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前に蜷川実花さんに撮って頂いた写真が、今週末から始まる現美の東京アートミーティングVI “TOKYO”で展示されます。

レセプションには着ぐるみ勢と遊びに行くので引き続きレポートをお楽しみに!

蜷川さんの写真集「TOKYO INNOCENCE」にも収録された写真が沢山出ることになるのかな?とても楽しみです。

 

 

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東京オリンピック・パラリンピックを2020年にひかえ、文化都市『東京』についての議
論がさかんになっています。デジタル化、商業化されたインテリジェントな文化の外観は、
フラットでとらえどころのない荒野、洗練されているがゆえに冷たい氷河にも見えます。
1980年代、東京は世界的に注目される華やかな文化都市でした。サブカルチャーやポッ
プカルチャーの豊かさに、アートの文脈を交差、リミックスして新しい文化を生み出す東京
の創造力がそこで一度花開いたのです。
四半世紀経った現在、東京は文化都市としてどのような姿を世界に、またここに住む私
たちの前にあらわしているのでしょうか?震災で「永遠の日常」が継続しないことを知った
私たちは、少子高齢化やエネルギー、移民問題などの危機を世界と共有しながら、新しいプ
ラットフォームを模索しています。
「“TOKYO”−見えない都市を見せる」展は、「東京」を浮かび上がらせるための二つ
の構成によって成り立っています。一つは各界で活躍する東京のクリエイターが、それぞれ
の視点でキュレーションした「東京」。
もう一つは国内外作家が「東京」をテーマにつくる新作です。もはや一つの概念で東京をま
とめる(キュレーションする)事はできず、複数の視点を通してしかこの都市を浮かび上が
らせることはできません。
世界を席巻するテクノポップや、成熟と幼さが奇妙に同居するネオテニー的特徴、誰で
もが有名になりうる舞台で育まれる過剰な自己演出の美学は“ポップ”の文脈でとらえられ
ます。また不安定で先の見えない社会的状況を個々人の強いライフスタイルの表明、あるい
は積極的なつながりの中で乗り切ろうとする動きは多様な表現の形式に拡張しています。
一方、ポスト・インターネット世代の中で育まれるイメージ・オブジェとしての新しい
マテリアル感覚、新旧が日常的に共存する都市風景をパラレルワールドとして再構築する若
い世代の感性も生まれています。
これらの感性や表現の鉱脈は、実は80年代から発展的に継承されている東京の創造力か
ら掘り起こせるものであると私たちは考えています。
このように本展では、氷の下に息づく熱いマグマのような1980年代文化の命脈を引き継
ぎながら、氷河を割って現れようとしている現在の東京の創造力の可能性を、国内外のアー
ティストの多様な視点によって多角的に探ります

 

出品作家

YMO+宮沢章夫 / 蜷川実花/ スーパーフレックス/ ホンマタカシ/ サーダン・アフィフ
岡田利規/ 目【め】/ EBM(T) / 林科/ 松江哲明 ほか計9ヶ国51組

 

「東京アートミーティングⅥ “TOKYO”-見えない都市を見せる」
2015(平成27)年11月7日(土)-2016(平成28)年2月14日(日)
10:00~18:00(入場は17:30まで)
東京都現代美術館 企画展示室1階、3階

東京都現代美術館 東京都江東区三好4-1-1
休館日・月曜日(ただし11月23日、2016年1月11日は開館)
11月24日、12月28日~2016年1月1日、1月12日

 

 

 

Profile


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サエボーグ(saeborg)はラテックス製の着ぐるみ(スーツ)を自作し、自ら装着するパフォーマンスを展開するアーティストです。主な展覧会に岡本太郎現代芸術賞作家特別展示「HISSS」(岡本太郎記念館、東京、2015)、「Slaughterhouse-13」(Joshibi galleria nike、東京、2015)、「のけものアニマルーきみといきる。」(はじまりの美術館、福島、2015)、日本財団アールブリュット合同企画展「TURN/陸から海へ」(鞆の津ミュージアム、広島、2015)、「第17回岡本太郎現代芸術賞展」(川崎市岡本太郎美術館、神奈川、2014)にて岡本敏子賞受賞。

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