宮川ひかる「cosmoscosmetic」展 開催中 | Saeborg
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宮川ひかる「cosmoscosmetic」展 開催中

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先週の土曜日は友人の宮川ひかるちゃんの展示レセプションパーティーに行って参りました。

 

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ひかるちゃんはザビエルカットにマンモスタトゥー姿でお出迎え。

 

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ひかるちゃんの髪の毛が埋め込まれてます。これを持ってたらひかるちゃんの頭を所有してる気分になるのかしらん。

 

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爪もニョキニョキに生えまくってます。

 

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カール!!

 

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地球と体が一体化!コスモパワー!!

 

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日焼けで模様を作ってます。日焼けアート!?

 

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会場ではネイル実演もしておりました。資格を持ってる方々が助っ人に来ていて来場者の爪を次々に輝かせておりました。

 

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私もネイルケアしてもらいましたよ!まだピカピカです。自分では制作とかで邪魔になるため爪を全くいじったことがなかったのですが、爪先をいじられてるとマッサージされてるみたくて気持よかったです。

ネイリストさんたちはみんな、ひかるちゃんお手製のマンモスTシャツ着てたり。

 

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ひかるちゃんが背中にスカルフィケーションしていく過程の映像も流れてました。

 

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ひかるちゃんの手形をチョキチョキ切っていきます。

 

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紅葉!!

 

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血痕ドローイング。

 

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会場の奥にはペンライトを持って入る洞窟をイメージした部屋があったり。

 

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ひかるちゃんのエネルギーてんこ盛りの展示となっております。是非ご高覧下さいませ!

 

 

宮川ひかる「cosmoscosmetic」

2015年9月04日(金)~16日(水) 12:00~20:00 (最終日~17:00) ※木曜休廊

 

今回の宮川ひかる個展は「cosmoscosmetic」と題し、身体と美の関連性をテーマとした作品を発表します。cosmetic(コスメティック)とは美容や化粧を意味し、宇宙を意味するcosmos(コスモス)と同じ語源を持ちます。身体の美を整える事は宇宙の秩序と調和する事につながると思います。そして、私たちが太古から行っていたであろう身体を装飾する行為に、宇宙そのものと繋がるような原初的な美を見つけられるのではないかと考えます。

私たちの爪や髪が日々成長している事は、洞窟の鍾乳石が長い時間をかけて育成されていく過程に似ています。爪に塗ったポリッシュの根元から時間とともに徐々に新しい爪が生えてくるとき、肉体自身から『私はここにいる!』と言う声が聞こえてくるような感覚に陥ります。

そんな身体とは、私たち自身の意識を離れて、ひとつの生命体として日々何を感じ、何を思っているのでしょうか?

あるいは、古代人は夜空を見て、輝く星に願いを託したように、洞窟では、暗闇に光る鍾乳石の輝きに、創造力を大いに刺激されたのではないでしょうか?

今回の展示では、アクリルスカルプチュアによる鍾乳石ネイルが輝き、頭皮に洞窟壁画のマンモスが蘇生し、ボディカッティングによって最もプリミティブな身体の装飾が再現されます。そして、オープニングレセプションでは、ネイルケアを実際にご来場いただいた方々に体験して頂ければと思っています。

ぜひ、あなた自身の身体に潜む生命の美と輝きを感じてください。

 

〔会場〕
新宿眼科画廊 スペースM、S、E
〒160-0022 東京都新宿区新宿5-18-11
03-5285-8822

 

新宿眼科画廊HP 

 

宮川ひかる〔プロフィール〕
1976 名古屋生まれ
2005 フランス・グルノーブル美術大学卒業
2007 スイス・ジュネーブ美術大学修士課程修了

在学中から、モード・テキスタイル博物館(パリ)、ジュードポーム美術館(パリ)、コレクション・ランベール(アヴィニョン)などの美術館でのグループ展に多数参加、06年、個展 「Trip of Hikaru」(高橋コレクション/東京)、07年、ジュネーブ市Lissignol-Chevalier賞受賞。近年は、ネイルアート、ボディカッティング、タトゥーなどの身体に関わる装飾と人類のプリミティブな創造性との関連を探究し、2014年、「Fleshing」(TRAUMARIS/東京)、「Glittering」(3331 Gallery/東京)で個展を開催。2015年、日本ネイリスト技能検定試験3級取得。
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Profile

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サエボーグ(saeborg)はラテックス製の着ぐるみ(スーツ)を自作し、自ら装着するパフォーマンスを展開するアーティストです。これまでの全作品は、東京のフェティッシュパーティー「Department-H」で初演された後、国内外の国際展や美術館で発表されている。2014年に岡本太郎現代芸術賞にて岡本敏子賞を受賞。主な展覧会に『六本⽊アートナイト2016』(A/Dgallery、東京、2016)、『TAG: Proposals on Queer Play and the Ways Forward』(ICA/ペンシルバニア大学、アメリカ、2018) 、『第6回アテネ・ビエンナーレ』(Banakeios Library、ギリシャ、2018)、『DARK MOFO』(Avalon Theatre/MONA 、オーストラリア、2019)、 『あいちトリエンナーレ』(愛知芸術劇場、名古屋、2019)、 『Slaughterhouse17』(Match Gallery/MGML、 スロベニア、2019 )など。

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