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Culture Post

「ルイナール」がフィーチャーする写真家ジャダ・リパの作品展

アートシーンに欠かせないシャンパーニュメゾン「ルイナール(Ruinart)」が今年も「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」に参加。メゾンにゆかりのある写真家ジャダ・リパ(Giada Ripa)の作品を発表する。

Text:Masumi Sasaki

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©Giadar Ripa

京都で2012年に始動した国際写真祭「KYOTOGRAPHIE」。京都内の貴重な歴史的建造物や近現代建築などを会場に、国内外のアーティスト作品を約1か月間展示。伝統工芸とのコラボレーションを始め京都ならではの取り組みにも積極的で、写真の新たな可能性を広げている。「ルイナール」が初参加した2016年は、オランダ人フォトグラファー、アーウィン・オラフをフィーチャー。「ルイナール」が誇る歴史的建造物である石切り場跡のセラー「クレイエル」を題材に、そこに注ぐ独特の光にインスパイアされ、陰影を湛える石壁の表情を神秘的に捉えた作品を披露した。

The Yokohama Project 1867-2016
©︎Giadar Ripa, ©︎Felice Beato

今年、発表するのはイタリア人フォトグラファーのジャダ・リパの作品。彼女は、1867年に「ルイナール」を船でフランスから横浜に輸入したマティルド・ルイナールの曾孫にあたり、メゾンと深い縁のあるアーティストだ。屋根裏で発見したという最初期の報道写真家フェリーチェ・ベアトによる二冊のアルバムと、曾祖母マティルドによる当時の日本での体験を記した原稿を読んでインスピレーションを受けた彼女は、彼らの軌跡をたどり日本での撮影を行なった。ベアト、マティルドとの150年の時を超えたコラボレーション作品『The Yokohama Project 1867–2016』を、ギャラリー素形にて発表する。
また、「KYOTOGRAPHIE」の期間中には、「ルイナール」のシャンパーニュ「ルイナール ブラン・ド・ブラン」や「ルイナール ロゼ」をグラスやボトルで楽しめるプロモーションを同時開催。京都を中心に、関西圏の100軒のレストラン・バーで実施されるので、合わせてチェックしたい。

「ルイナール」のプロモーション情報はこちら

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©︎Naoyuki Ogino

Giada Ripa「The Yokohama Project 1867–2016」
会期/2017年4月15日(土)〜5月14日(日)
会場/ギャラリー素形
住所/京都市中京区室町通二条下ル蛸薬師町271-1
TEL/075-253-0112

KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2017
会期/2017年4月15日(土)〜5月14日(日)
URL/www.kyotographie.jp

Profile

Giada Ripa(ジャダ・リパ) イギリス・ロンドン出身。ミラノ大学で修士号を取得した後、NYの国際写真センター(ICP)で写真を学ぶ。2002年以降、中央・東南アジアにおける宗教マイノリティーの撮影を行い、作家活動における主要な作品を制作。現在、ミラノ・ドムスアカデミー及びICPで写真の授業を受け持つ。(©️James Hill)

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