パントビスコのお悩みスペクタクル vol.22 | Numero TOKYO
Culture / Pantovisco's Column

パントビスコのお悩みスペクタクル vol.22

インスタグラムで面白すぎるイラストと言葉を日々発表するマルチクリエイター、パントビスコが、Numero.jpにお悩み相談所を開設。恋愛、結婚から仕事、日常生活の些細な出来事まであなたの抱えるお悩みに、愉快なご意見番たちがお答えします。

お悩み 22 「職場に私の陰口を叩く人がいて参っています。なんとかなりませんか?」

今日の解決メンバー 気賀 弱子 人間関係に悩む26歳広告代理店。 理不 尽太郎 加害者の肩を持つ悪魔。 モデル 大きな撮影の前には必ず鍼治療へ行く。 鍼灸師 芸能人御用達の鍼灸院勤務。雇われ院長。

今回のお悩みは「職場に私の陰口を叩く人がいて参っています。なんとかなりませんか?」です。実は私も、同期入社の女の子から陰でチクチク言われてるようで…、似たような悩みで塞ぎ込んでいます。

陰口叩かれる人ってサァ、大抵叩かれる側に問題あるよね〜ケケケッ!

えっ?…ひどい。

ひどいわね!そんなことないわよ。

ケケケッ!だってサァ、理由なく突然悪口言われるワケないジャン?ホレホレ、弱子チャン心当たりあるんじゃないのー??笑

ううう…。確かに私とその彼女は同期入社で私の方が少し営業成績が良いから、それを面白くないと思っているという話は聞いたことあります…。

ほらやっぱり!!ケケケッ!

えっ、でもそれ関係なくない?悪い事してないじゃん!むしろ頑張ってるのになんで叩かれなきゃいけないの?おかしいよ!

…ありがとうございます、なんだか私の相談みたいになってスミマセン。

謝る必要ないわよ!この世の中、必要以上にギスギスイライラしすぎなのよねぇ。

ストレス社会ってか!?愚かな人間らしくてイイジャン!ケケケッ。

あんたほんと腹立つわね!悪魔みたい!

あ、悪魔です。

でも変な妬みやストレスがなくなったら、みんな気持ち良く働けるのになぁ…と毎日思います。

そうねぇ、ストレスを軽減させる方法…何かないかしらね。

あります。

わっ!これまでモデルさんの顔に鍼を打ちながら黙って話を聞いていた鍼灸師さんが喋った!!

眉間にある「印堂」というツボを押すとストレス緩和効果が期待されます。

へぇ、じゃあそれでいいジャン!悪口を叩いてくるヤツの眉間のツボを毎朝押してやれ!笑!ハイ解決〜ケケケッ!

無理矢理過ぎる…。

というか…鍼灸師さん、鍼灸院の施術室でこんなディスカッションなんかしちゃってスミマセン…。

全然大丈夫です。そのかわり皆さん、この鍼灸院をSNSで紹介してくださいね。

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Illustration & Text:Pantovisco Edit:Masumi Sasaki

Profile

Pantovisco(パントビスコ)主にイラストやコピーライティングにて表現を行うマルチクリエイター。Instagramではフォロワー数約37万人を抱える。3冊の著書を出版し、現在は雑誌・WEBで10本の連載を抱える他、三越伊勢丹、BEAMS、KIRINなどとの企業コラボやTV出演など、業種や媒体を問わず活躍の場を広げている。2018年6月、池袋パルコミュージアムにて「パントビスコの本当にくだらない個展」開催。現在、10月2日まで大丸札幌店キキヨコチョにて「パントビスコのテンテコ展」開催中。Instagram/@pantovisco

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