マリメッコの空飛ぶアートで北欧へ | Numero TOKYO editor
Numero TOKYO editor

マリメッコの空飛ぶアートで北欧へ


marimekko(マリメッコ)とFinnair(フィンエアー)のコラボレーション飛行機をご存知ですか?
ここ数ヶ月の間に成田空港を利用した方、運良く見つけた人がいるかもしれません。
 
実は先日、ラッキーなことにポピーの花模様「Unikko(ウニッコ)」が塗装された機体に搭乗することができました! フィンエアーさんの取材で北欧へ向かう飛行機だったのですが、当初の予定では出発の便はスタンダードなデザインのはず。ところが、ゲートで待ち構えていたのはこのカワイイ花柄。驚いて、同行していたPR担当の女性に聞いてみようと思ったら彼女も知らなかったみたいでびっくりしたご様子。
 
ヘルシンキからアジアとニューヨークを結ぶ長距離路線を運行する飛行機の中で、このデザインはたった1機。これに当たった人はこんなに嬉しいのね!と、思いもよらぬ体験ができました。飛び跳ねちゃいました。
 

スペシャル塗装機に乗れるか否かは運次第、惜しくも“マリメッコ号”に乗れなかったという方も、ここで悲しんではいけません。このコラボレーション、機体だけではなく機内サービスにもおよんでいます。
 
このプロジェクトのためだけに制作されたナプキン。
同じくフィンランド発の老舗リビングウェアカンパニーであるIittalaのグラスとの相性も素晴らしい。
 

ビジネスクラスは、マリメッコの枕、毛布でお出迎え。限定テーブルウェアで機内食が楽しめます。エコノミークラスの紙コップやヘッドレストカバー、フリース、枕にも同じくクラシックプリントが施されています。
 

アジアに最も近いヨーロッパといわれているフィンランド。成田からヘルシンキまでは約9時間で到着。
 

現地でアテンドしてくれたのは、フィンエアーの女性Mari Rouviさん。今回の取材は、フィンエアー本社を訪ねたほか、マリメッコやアラビアのファクトリーも見学。旅のレポートはじっくりと、別の場所でお届けするとして。
 

ここでは空飛ぶマリメッコ号を引き続きフィーチャー。
帰りの便は、あるミッションがあったので計画的に新デザイン「Metsänväki(メトサンヴァキ)」柄の飛行機に搭乗。
 

離陸して少しすると、上空でシークレットイベントがスタート。女性キャビンアテンドがマリメッコの着物型コスチュームに身を包み、機内をウォーキング。ゲストにプチギフト(マリメッコのがま口財布とFAZER(ファツェル)のGeishaチョコ)が配られ、客室は歓声と拍手の渦に。
 

このサプライズは、「Metsänväki(メトサンヴァキ)」柄の飛行機の成田発上陸を祝いした記念イベント。そしてこの日の夜、マリメッコ表参道店にてコラボレーションのお披露目会が企画されていたので、機内には私たちと一緒に、フィンエアーとマリメッコ両社を代表する蒼々たるメンバーが乗っていました。着陸早々、記者会見。
 

赤い柄のドレスを着た女性はフィンエアーのArja Suominenさん、蝶ネクタイの男性はマリメッコのデザイナー、Sami Ruotsalainenさん。左右はマリメッコがはじめて制作したという着物をまとったキャビンアテンダント。
 

「KAWAII!」という言葉が通じ、私たち記者陣も試着させてもらえることに。調子にのってコスプレ大会。
 

東京に戻って数時間後、夜はフィンエアー×マリメッコお披露目のレセプションパーティへ。
 

フィンエアーのマリさん、マリメッコのデザイナー、サミさんと。ヘルシンキからの飛行機で自身がデザインした枕や毛布を目にしたときのサミさんのきらきらした笑顔が忘れられません。サミさんのiPhoneで、本人が毛布にくるまっている姿の写真撮影を頼まれたのも光栄です。みなさん1日でヘルシンキに戻るといっていたので、今はもうすでに飛行機の中でしょうか。
 

空飛ぶアートに乗って行く北欧の旅。
女性に人気のスポットをまとめた特集は、6月下旬に公開するので、どうぞお楽しみに。
 

Profile

editorial staff
TOKYO
fashion, beauty, colture…and more

日々のことから、ファッション・ビューティ・カルチャーに関わるニュース、さらには撮影裏話まで公開。Numero TOKYO編集部のスタッフが最新情報をお届け。

Backnumber

Recommended Post