age of muse
この春夏のコレクションを見て、思いついたテーマ。
私が思い描いていたのは往年の女優やソーシャライト。
ミューズって本当に特別な存在って思っていたけど、そういう概念はマスでは無いんだなと感じることが多く。
ではいったいミューズって何?誰?を考えるべく、
3月28日発売号ではミューズを特集。
ケイト・モスからウォリス・シンプソンまで
時代やカテゴリーでミューズと呼ばれる女性たちを分け、分析。
ちなみに先日、ニューヨークコレクション中に
Twitterやブログで論争を巻き起こしたスージー・メンキスの記事からも、今のブロガーだったり”セレブ”の在り方を
考える時期にあるんだなあと改めて実感。( The New York Times Style Magazineで
ジャーナリストのスージー・メンキスの書いた「The Circus of Fashion」といいう記事)
ミューズ、
名乗りを上げれば誰でもなれるものではないはず。
悪目立ちして結果多くの写真を撮られたとしても、それって決して皆が憧れる対象とは限らない。
シックであってもその立ち振る舞いや、センスで一目置かれる存在
アーティストのクリエイティブを刺激し、モダンなエッセンスを加えるために
いわゆる時代の目になりうる存在。
自分発信がしやすくなったいま、逆に究極のミューズは un googlable な存在にいるのかもしれない。