4/23(土)から開催されている「マグナム・ファースト日本展」。
「マグナム」が結成され、最初に開催された写真展「Face of Time-時の顔」。
第二次世界大戦集結から10年を経た1955年6月から1956年2月にかけて、オーストリア
5都市を巡回し、伝説の写真家8人ーー ワーナー・ビショフ、ロバート・キャパ、
アンリ・カルティエ=ブレッソン、エルンスト・ハース、エリック・レッシング、
ジャン・マルキ、インゲ・モラス、マルク・リブー ーーらが自ら企画し、
83枚のモノクロ写真をセレクトし、構成した、幻とも言える写真展。
その作品が半世紀もの世間の目に触れずに眠っていたそうです。。。が、2006年に全作品が
発見され、2008年に「マグナム・ファースト」として新たに蘇ることになり、ドイツ、
オーストリア、スペイン、韓国など11都市を巡回し、ついに日本で開催されることに!!!
まだ目にしたことがなかったキャパの作品や、アンリ・カルティエ=ブレッソンが撮影した
ガンディ最後の日々(射殺される前日〜葬儀)など、ヴィンテージ写真がどんなに素晴らしいもの
なのか、そしてマグナムの「写真によるヒューマニズム」を実際に見ることができる
貴重な機会でした。 ブレッソンが撮影したガンジーの写真を見た瞬間、ずっと鳥肌が立って、
その場をしばし動けなくなってしまった程。。。今はいろんな形で写真を撮ったり見たりすることが
多いし、もはや日常になっていますが、写真のパワーというものを感じることができた時間でした。
5/15(日)まで代官山ヒルサイドフォーラムで開催されているので、もう一度ゆっくりと
足を運ぼうと思います。