堤真一、山田孝之、指原莉乃が競演 | Numero TOKYO editor
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堤真一、山田孝之、指原莉乃が競演

原作は青野春秋さんがIKKIで連載していた漫画『俺はまだ本気出してないだけ』。
脚本と監督を手掛けたのは『コドモ警察』『勇者ヨシヒコ』『33分探偵』の福田雄一さん。
 
「いつのまに俺は、こんな残念な感じになっちゃったんだ…!?」
 
バツイチ子持ち、15年間なんとなく働いていた会社を辞め、ファーストフード店でアルバイトをする実家暮らしの42歳、主人公・大黒シズオ。自宅ではテレビゲームに明け暮れ、外出といえば近所をフラフラ、高校生の娘にお金を借り、アルバイト先では年下の店長には叱られる。うだつのあがらない生活を送っていたシズオがある日、何を思ったか唐突に漫画家を目指すと言い出した。父は号泣、娘は応援(?)、バイト仲間や友達は苦笑い。目指しはじめたからって生活が劇的に変わる訳もないのだが、はたして、漫画家デビューに向けて本気を出したシズオの行き着くところとは…?
 

かく言うシズオ、漫画ではこの表紙の通り、ぽっちゃり猫背で無精髭のおじさん。前に書いたあらすじ的なプロフィールから容易に想像できるルックス。なのですが、映画版でこの役を演じているのはあの男前な俳優。
 

堤伸一さん。シズオ役として、容易には想像できないルックスの持ち主。でもこれが意外によくて、ギャップ萌えにハマりやすい女性は必見です。舞台挨拶の冒頭では「やってしまいました(笑)」と照れ笑いする堤さん。「撮影前は文句言っていたよね」という福田監督に、共演者の山田孝之さんが「はじまってからもずっと文句言っていましたよ“俺じゃないでしょこれ〜”って(笑)」と明かしていました。
 

本日(2013年6月10日)行われたこの舞台挨拶の直前、本作にシズオのバイト先で出会った青年、市野沢秀一役として出演している山田孝之さんにインタビュー。福田さんの作品に“オチ”じゃない形で出演するのがはじめてだという山田さんに、作品のこと、自身のいまと過去、これからについて聞いてきました。インタビューはカルチャーというカテゴリーで、Numero.jpで公開するのでお楽しみに。
 

写真は、青野春秋さん直筆の似顔絵に微笑む出演者のみなさま。舞台挨拶には福田監督のほか、堤真一さん、山田孝之さん、橋本愛さん、蛭子能収さん、原作者である青野春秋さんが登壇。そして、その場にいないにも関わらず話題にあがったのが、先日のAKB48の総選挙で1位を獲得した指原莉乃さん。シズオが作品を持ち込む出版社の編集者、宇波綾役が決まっていた指原さんのクランクインは、なんとAKB48の脱退が決まった数日後だったそう。撮影当時、悩み苦しみほとんど寝てないであろう状態で演じきった彼女の勇姿…それがまさか1年後に1位になるとは思っていなかったと、福田監督は指原さんをいじりながら、愛あるコメントを残していました。
 

※公式パンフレットより
 
指原莉乃さんの今後にも注目ですが、AKB48と言えば、小嶋陽菜さんのゆるふわボディ卒業生である秋元才加さんの大人のいい女っぷり前田敦子さんの女優としての姿も見逃せない。
 

 
映画『俺はまだ本気出してないだけ』は、今週15日(土)より公開です。

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