2013年、始まったばかり。かと思えば、すでに1月が終わろうとしています。焦りますね。さて、ふと先週末の映画ランキングをチェックしてみたら、トップ10の中にアニメ作品が3つもありました。しかも新作ではなく続映作品として。『ONE PIECE FILM Z』、『劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影(ファントム・ルージュ)』、そして、まだランクインしているのね『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(興行通信社さん調べより)。
興行収入は1月27日までに「ONE PIECE FILM Z」が累計で64億9315万円、「劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影(ファントム・ルージュ)」が9億9724万円、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」は51億円(映画.comより)。この先どこまで延びるのかな。
私の身の回りを見てみても、この成績にはうなずける気がします。「『ダイアナ・ヴリーランド 伝説のファッショニスタ』を観に行こうよ」と誘ってくれた友達は漫画のONE PIECEを全巻揃えていて映画館にも行ってたし、「『レ・ミゼラブル』で号泣!」と騒いでいた友人も、先月はヱヴァンゲリヲンを2回観に行ったと言っていたし。都内在住20代後半(アラサーだ)アパレル系勤務の女子たちがチェックしてるんだもん、そこに男性、子どもとその親世代を巻き込むんだから、そりゃパワーありますよね。ONE PIECEとヱヴァンゲリヲンだと年齢の差が出てくるから一緒くたにはできないけど、見渡せばアニメをチェックしている女子が私の回りにはたくさんいる。アニメキャラのコスプレをTPOで使い分けたファッションとして取り入れている子も、多かったりしますからね。
本誌で米原康正さんに書いて頂いている連載「tokyogirls」でもその事象をとりあげてもらいたいなと。アニメ好きのかわいい女の子を取材したい!とかねてから思っていました。ではどこに潜入するのがいいかな?と悩んでいたときに、ぱっと思いついたのが原宿エヴァストア。せっかくなら最終章が2013夏に公開予定だから、そこに合わせて…がしかし、「あの告知いま、消えてるんだよ!」と。サイトへ行ったら公開時期が消えている。『シン・ヱヴァンゲリヲン劇場版 :‖』今年やらないんですね。2015だと思う、という声をあちこちで聞きますが、どうなのでしょうか。
そんなこんなでヱヴァンゲリヲンは一度、断念。そこへ素敵なイベントの情報が入ってきました。アニソンクラブイベント「冬の宴2012」。コアなアニメファンからミーハーなんちゃって“ヲタ”まで幅広く参加する、コミケの前夜祭的クラブイベント。これは行くしかない♡と思い、行ってきましたDiffer有明。会場に到着した深夜1:00にはすでに1000以上の人が。
8〜9割がコスプレイヤー。入り口付近でフラッシュを浴びていた『輪るピングドラム』のキャラクターになっているグループ(左)。米原さんが1番最初に見つけたかわいこちゃんコスプレイヤー、DJはあちゃん(右)。米原さんのコラムと会場で撮影した女の子の写真はNumero TOKYO 3月号に載っているのでぜひ、チェック。
主催はアニソンDJバー「月あかり夢てらす」。代表のMuraさんも『サイコパス』狡噛慎也になっていました。写真を撮り忘れてしまったのが残念。反省。
ブースは3つ、メインフロアはこんな感じで大盛り上がり。私たちが到着した時はドラゴンボールでみなさまフィーバー中。フリーザそっくりさんは、本家フリーザの声優さんから許諾を得てやっている、公認ニセフリーザさんなのだとか。DJが流す曲は、ドラゴンボール、デスノート、TIGER&BUNNY、少女革命ウテナ、けいおん!!、となりの怪物くん、名探偵コナン、かんなぎ…ジャンルも時代もさまざま。メジャーな曲が多かったので、全体的には初心者でも楽しめる内容。
もふくちゃんがオーナーをつとめる秋葉原MOGURAの“出張所”も。一番上に載せた、『アイドルマスター』がはっちゃけている写真もこのブースです。
振り向けばハルヒ。10人くらいいたでしょうか、涼宮ハルヒ。この後ろ姿の子、実は私たちと似たような業界で働く女性。
みなさま衣装のレベル、高し。
会場うろうろ、2時間半が経過していた撮影終了時の米原さん。こういうイベントへの参加は実ははじめてだったそう。指先で光っているのは元気玉? 到着時は「僕のこと知ってる人が全くいない場所に来ちゃったよ」とつぶやいていたのですが、撮影中数名に「yoneさんですよね!」と声をかけられ記念撮影されていました。
撮影が終わってもすぐに帰りたがらない私…に気づいて、「行っておいで、待ってるよ」と言ってくれた米原さん、どうもありがとうございます。私、ハガレンが好きなのですが、到着してすぐに『鋼の錬金術師』エドのコスプレをした素敵なお豆サイズのお方(女性)を見つけていて。仕事中だからと見て見ぬふりをしていたのですが、どうしてももう一度会いたい。会いたい、会いたい。会ってツーショットを撮りたい♡ 米原さんに待ってもらってまで会場をかけまわったのですが、広い会場人はいっぱい、再び会うことはできませんでした。一瞬一瞬の出会いは大切で、一度のがすともう、手に入らないのだと実感です。ハガレンではマスタング大佐推しなのに、浮気をしようとしたのがいけなかったのかもしれません。
せつなさを紛らわすため、ハガレン主題歌が流れて大興奮したMOGURAブースでの思い出を噛み締めながら、今回のブログを終わろうと思います。
軋んだ想いを吐き出したいのは〜
歪んだ残像を消し去りたいのは〜
消してー!!!! リライトしてー!!!!
アジカンですからっ。
ちなみにこのイベント、入場料は男性¥3000、女性¥2500(前売り¥2000)。これが第6回目、次回は夏の開催かと思われます。
Numero TOKYO editor
アニソンコスプレ、しましょうか!
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