登山女子!富士山に登るの巻 | Numero TOKYO editor
Numero TOKYO editor

登山女子!富士山に登るの巻

 

毎日あっつい日が続きますが、あまりにも早く休みをとってしまったせいか

暑さも本番という時は都心にとどまっております。

残暑に、涼しくなる写真とともに、私のちょっとした趣味の話。

昨年末から突如「登山」はじめました。最初は、山ガールだああ?と思ってさけていたのですが、

完全に仕事とは関係ない趣味もいいかなというところで、とりあえず感覚でやってみようと思いたち、

いきなりの雪山デビュー。一式道具を揃えるにあたり、

好日山荘のスタッフさんにも無茶な女だと思われ、凍傷には注意をと脅され、

そんな自分も驚く中、八ヶ岳へと赴いたわけです。

歩き始めると、あっという間に体がポカポカになるのですが、ちょっと止まると泣きそうなほど、

すぐ末端が冷えてきます。でも、、、まあ、一面の雪化粧。キレイなのです。空気もカッキンコッキンで。

このクソあっつい日々に、一気にガリガリ君状態にクールダウンしたところで、

本題はというと、この夏、つい先週、とうとう富士山へ登頂したといいたいのです。

それに向けて、2ヶ月とか、1ヶ月に一度ではありますが、山を登ってトレーニングしました。

ある日は、丹沢塔ノ岳へ。

 

飼い馴らされたような、シカ(剥製のようにじっとしますが生モノです)に出会い。

 

また、ある時は…再び夏の北八ヶ岳へ。

冬と同じコースだったのですがまったく景色が違う!

 

そして、、いよいよ富士山。

さすがに、3000メートル超えのニッポン一の山です。高山病にかからないように細心の注意を払って

いざ!目指せ3776メートルです。

しかも、、夜通し、徹夜で7時間歩き続けるというプランです。富士山は登れる時期が限られていることもあり、

夜中の1時に五合目についたにもかかわらず、まさかの駐車場満車。きっと頂上でご来光を拝もうという

先発組が多いのでしょう。

夜登ると、涼しい上に、満天の星も体験できるという特典付きです。

 

八合目で、、いよいよご来光! キャーキャー素晴らしすぎるぅぅぅぅ。感動。

一緒に撮ってみたけど、やっぱりね。

 

その名もご来光館。ありがたい山小屋です。8.5合目。3450メートルまで来ました。

 

明るくなるとわかりますが、こんなにズラリと老若男女が列をなして登ってます。

なかには、半袖&短パンというナメきった方もいるにはいますが…。

 

で、、やっとこさ、登頂!8時30分頃!約7時間の登山でした。

その後、恒例のお鉢巡りを。歩くこと、約1時間半。見渡す限りの絶景です。

この子が再び噴火したら…と思うと、ぞっとします。ヨシヨシ。

 

これが正真正銘の最高地点です。

 

一応、山頂でも楽しいことをしてみようとする性です。 撮影=青木むすび

素敵な岩椅子を発見したので、とりあえずエマニュエル夫人座り(カメラマンに強要されましたw)。

 

シュワワワワ〜。手から雲。(疲れてるのに、カメラマンの指導のもと走らされ…)

 

そして、、想像以上に苦行なのが、下り。

見渡す限り同じ景色。そして、激しい傾斜の急勾配。滑りやすい上に、砂煙がすごい。霧まで出てきた。

帰る人には冷たいそぶりの富士山です。

 

でも、無事降りてみると、やっぱり富士山には達成感ありました。

最後に、富士急ハイランド越しに。

やっぱり山登りしている最中は、どこをどう歩くか、次どの岩をのぼるか、

その時の行動以外のことを考えないので、自分的には相当、無になれていいんですよね。

登山もダイビングもそうですが、日常では味わえない

超神秘的な美を見られる代わりに、命を預けている感があるような…まっオーバーですが。

そういう中途半端ではできないからこその面白さを感じております。

次はどこへいこうかな。ルン。

 

 

Profile

editorial staff
TOKYO
fashion, beauty, colture…and more

日々のことから、ファッション・ビューティ・カルチャーに関わるニュース、さらには撮影裏話まで公開。Numero TOKYO編集部のスタッフが最新情報をお届け。

Backnumber

Recommended Post