Numero TOKYOコントリビューティング・エディターの
深沢慶太と申します。
依然としてロボのような見た目ですみません。
……ここは……?
……ここはどこだ……?
そこは邸宅であり会社であり賃貸集合住宅であり
天才養成施設であり世界初の宇宙エネルギ稼働型建築(以下略)、
その名を「ドクター・中松ハウス」という。
さかのぼること12月半ば、
ここん家の巨大吹き抜けaka.
「ドクター・中松コロシアム」にて、
ご子息であらせられる中松義成さん主催の
クリスマス・ライブパーティが開催された。
中松義成さんは、ブラジル音楽のテイストを
クラブミュージックやタヒチアンなどとミックスし奏上、
ああっと驚くファルセット・ボイスで歌唱せしむる
という異能の持ち主で、
最新2月号(12/26発売)にてブラジルに熱視線中な
Numero TOKYOもかねてより応援を賜っております。
まったくもって殊勝なことです。
ありがとうございます。
……と、前倒しで御礼申し上げたところで、
曲調一転、祝賀音楽が鳴り響き、
コロシアムに降り立ったのは、
世紀の発明神、その人であった……!
香港大学にて、
「Knowledge Reader Award」(知識指導者賞)
に叙勲せられ、
今まさにご帰宅あそばされたところだという。
会場騒然&グリッターすぎるネクタイに陶然。万雷の拍手。
そして御自ら聴衆の合唱指揮を執り、
マイク片手にすわ! 熱唱スタート。
日本人たる知性と矜持のみなぎった
誇り高きパンチライン(歌声喫茶状態)に、
世間のダウナー気運を吹き飛ばす
魔除け厄除け超科学的ご利益を感じたのだった。
イルな世も 発明でいてまえ インダハウス
暗雲垂れ込める年の瀬に喝!
気を取り直してNumero TOKYO最新号で
2009年の明るい運勢を占いつつ、
よいお年をお迎えくださいませ……!
(※参考資料)
・中松義成 公式サイト
http://www.available-lights.jp/
・ドクター・中松創研
(撮影:柴田翔太郎Special Thanks:中松義成)