川久保玲やジョン・ガリアーノも。 話題の「LOVEファッション」展が東京で開催 | Numero TOKYO
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川久保玲やジョン・ガリアーノも。 話題の「LOVEファッション」展が東京で開催

横山奈美『LOVE』(2018年) 豊田市美術館蔵 ©YOKOYAMA Nami, 2024
横山奈美『LOVE』(2018年) 豊田市美術館蔵 ©YOKOYAMA Nami, 2024

“着ること”の面白さや奥深さを再認識する展覧会「LOVEファッション─私を着がえるとき」が、東京・初台の東京オペラシティアートギャラリーにて、2025年4月16日(水)〜6月22日(日)まで開催される。

 

川久保玲、山本耀司ジョン・ガリアーノ、ミウッチャ・プラダらの作品が集結して話題を呼んだあの展覧会(※1)が、ついに東京で開幕。服を着ることをとおして浮かび上がるさまざまな「LOVE」が会場を満たす。

(※1)参考記事:Numero.jp「愛からはじまる人と装いの展覧会 「LOVE ファッション—私を着がえるとき」展@京都国立近代美術館」

Tomo Koizumi「ジャンプスーツ」(2020年春夏) 撮影:来田猛 ©京都服飾文化研究財団
Tomo Koizumi「ジャンプスーツ」(2020年春夏) 撮影:来田猛 ©京都服飾文化研究財団

本展は、「自然にかえりたい」「きれいになりたい」「ありのままでいたい」「自由になりたい」「我を忘れたい」という五つのテーマで構成。18世紀の華やかな宮廷服から現代のミニマルなデザインに至るまで、京都服飾文化研究財団(KCI)の所蔵品から選りすぐられた、時代や美意識の変せんを映し出す約90点の衣服と装飾品が展示される。
ここに、ヴォルフガング・ティルマンス、AKI INOMATA、松川朋奈らによる約40点の現代アートが加わることで、感情や記憶、社会との関わりの視点からも“着ること”を見つめ直す試みに。なお東京展では、原田裕規によるデジタルヒューマンの映像作品『Shadowing』が新たに出品される。あわせて注目したい。

服を着るという日々の営みに宿る「LOVE」のかたち。その豊かさに触れてみてはいかが。

Comme des Garçons「トップ、パンツ」(2020年春夏) 撮影:来田猛  ©京都服飾文化研究財団
Comme des Garçons「トップ、パンツ」(2020年春夏) 撮影:来田猛  ©京都服飾文化研究財団

 

※掲載情報は4月17日時点のものです。
開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。

LOVEファッション─私を着がえるとき
会期/2025年4月16日(水)〜6月22日(日)
会場/東京オペラシティ アートギャラリー ギャラリー1、2
住所/東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティビル3F
料金/一般 1600円、大・高生 1000円、中学生以下 無料
時間/11:00〜19:00(入場は18:30まで)
休館/月曜日(ただし4月28日、5月5日は開館)、5月7日(水)
TEL/050-5541-8600(ハローダイヤル)
URL/www.operacity.jp/ag

Text:Manami Abe

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