Stray Kids アイエン、ロウン、宮沢りえが来場。「Bottega Veneta」2025春夏コレクション
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Stray Kids アイエン、ロウン、宮沢りえが来場。子供時代の冒険心を纏う「Bottega Veneta」2025春夏コレクション

ボッテガ・ヴェネタ(Bottega Veneta)がミラノファッションウィークにて2025年春夏コレクションを発表した。ショー会場には、Stray Kidsのアイエン、韓国の俳優ロウン、ケンダル・ジェンナー、日本からは宮沢りえが参加。華やかなセレブリティたちが来場し、ショーを盛り上げた。

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2025年春夏コレクションは、子供時代の冒険心をテーマに、装うことの喜びを思春期の心躍る感覚とリンクさせ、縛られない自由さや遊び心を表現。照明を落とした子供部屋をモチーフにした金色の光が差し込む会場。おもちゃ箱から飛び出したかのように配置された、イヌ、パンダ、ウサギ、テントウムシ、ヘビ、トリなどの15種類の愛くるしい動物たちのソファに目が奪われる。

クリエイティブ・ディレクターのマチュー・ブレイジーは「子どもは、日常の中に冒険があります。どんなに空想的でも、何だって起こり得るという感覚があり、普通の期待や慣習にそんなに縛られません。奇妙な現実や不可思議なもの、あるいは空想からの目覚めをかき消すようなあり得ないシナリオの可能性が広がっているのです。それは策略を上回る、誠実さが持つ力なのです」と語る。なお、インテリアブランド「ザノッタ」とタッグ組み制作された「ザ・アーク」と名付けられこのソファはボッテガ・ヴェネタの公式サイトでも販売中。

ファーストルックは力強いショルダーが特徴的なテーラリングスタイルから。メンズも同様にパワーショルダーのオーバージャケットにシャツを合わせたルックやワンレッグボトムとアシンメトリーのラップスカートを重ねたウィメンズのスタイルが登場。いずれもクリーンなルックスだがミニマルすぎることはなく、風になびく緩やかなシルエットが服に動きを加え、ほどよい抜け感を演出している。

スパンコールをあしらった流れるようなシルエットが美しいイブニングドレスやシワをよせたウサギのプリントTシャツ、そこに合わせているボトムや腰にまいたシャツは一見コットン素材に見えるがレザー素材で製作されたもの。毎シーズン進化するレザー加工のテクニックには驚かされる。伝統的なクチュールのテーラリングの技術で仕立てた厚手のコットン生地のグランジフランネルシャツ、シルク紐をニットのように編みカラーグラデーションで色つけたセットアップ、生地を幾重にも重ねた立体的な色彩豊かなスカートなどマチューが実験と称する素材を遊ばせた見応えのあるユニークなルックがショーを彩る。

個性を放っていたアクセサリー類も注目したい。バッグの中でも特に印象深かったのは、レザーパッチを施したレジ袋バッグ。本来なら使い捨てされてしまうものを価値ある存在へと昇華させている。キーアイテムはウサギとカエルのモチーフ。シューズやブローチ、バッグに姿を変えて自由に動き回っているかのようだ。小花を散りばめたシューズやイントレチャートバッグ、スエードの包み紙で花束を包んだブーケなどフラワーモチーフも多く見られた。ユーモアある小物がコレクションのテーマである「子供時代の冒険心」をより一層盛り上げた。

Bottega Veneta
ボッテガ・ヴェネタ ジャパン
TEL/0120-60-1966
URL/www.bottegaveneta.com

Text:Naomi Sakai

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