SEVENTEENとCARATの「あいのちから」で寒さを忘れる熱いステージに。 来年はついにスタジアム公演も!? | Numero TOKYO
Culture / News

SEVENTEENとCARATの「あいのちから」で寒さを忘れる熱いステージに。 来年はついにスタジアム公演も!?

(P)&(C) PLEDIS Entertainment
(P)&(C) PLEDIS Entertainment

今年6月にソウル高尺スカイドームを皮切りに始まった、「SEVENTEEN TOUR ‘FOLLOW’」。日本では、過去最大規模となるドームツアー「SEVENTEEN TOUR 'FOLLOW' TO JAPAN」が全国5都市で開催中だ。本記事では、2023年11月24日(金)に開催された埼玉 ベルーナドームでの公演をレポート。寒さが心配された半野外での公演は、SEVENTEENとCARAT(SEVENTEENのファン)の愛で、熱いステージとなった。

宇宙空間のような壮大な映像とともに、白い衣装に身を包んだメンバーがステージに登場。WOOZIによる「SEVENTEEN Right here!」と会場に響き渡る掛け声で、今年大きなムーブメントを起こした「Super」で公演がスタート。続けて「DON QUIXOTE」「CLAP」とパワフルなパフォーマンスを披露し、会場を魅了した。

(P)&(C) PLEDIS Entertainment
(P)&(C) PLEDIS Entertainment

パフォーマンスを終え、「会いたかったです!」とメンバーがコメントする中、JEONGHANは「皆さんの声が五臓六腑に染み渡ります!」と最近覚えたという日本語を披露。それぞれ持ち前の自己紹介で会場を沸かせたところで、公演の2日前に誕生日を迎えたWOOZIへ、CARATとメンバーからバースデーソングを贈ると、恥ずかしそうに「ありがとうございます」とコメントし、あたたかい空気に包まれた。続けて「Don’t Wanna Cry」「F*ck My Life」「Thanks」と、一糸乱れぬパフォーマンスを披露した。

「みなさん〜大好き〜!」というJOSHUAのコメントと共に、デニムの衣装に身を包んだVOCAL TEAMのJEONGHAN、JOSHUA、WOOZI、DK、SEUNGKWANが登場すると、「Dust」「Pinwheel(Japanese Version)」を披露。5人の透き通るような歌声で紡がれたアカペラのパフォーマンスで、会場は感動的な空気に包まれた。顔を見合わせ笑い合うメンバーに思わず歓声が上がる場面も。

(P)&(C) PLEDIS Entertainment
(P)&(C) PLEDIS Entertainment

スーツ姿でJUN、HOSHI、THE 8、DINOによるPERFORMANCE TEAMが登場し、「HIGHLIGHT(Japanese Version)」を披露。2曲目の「I Don’t Understand But I Luv U」への転換時、ジャケットを脱ぎシャツ姿になったメンバーがモニターに映し出されると、会場からは悲鳴に近いような歓声が鳴り響き、どの瞬間を切り取っても美しいパフォーマンスで会場を沸かせた。

(P)&(C) PLEDIS Entertainment
(P)&(C) PLEDIS Entertainment

会場の興奮は冷めやらぬまま、赤い衣装に身を包んだHIPHOP TEAMのWONWOO、MINGYU、VERNONが巨大なトラックに乗って登場し、「Back it up」「Fire」を披露。リーダーであるS.COUPSはケガのため残念ながら今回の公演も不参加となったが、S.COUPSパートをメンバーが代わりに歌うシーンは会場からも歓声が上がり、パワーみなぎるパフォーマンスでユニットステージの幕を閉じた。

(P)&(C) PLEDIS Entertainment
(P)&(C) PLEDIS Entertainment

各ユニットそれぞれのカラーで会場を彩ったところで、まるでテーマパークに入り込んだかのような次のステージがスタート。「HOME;RUN(Japanese Version)」で始まると、メンバーからの「Welcome to Follow festival!」の掛け声で一気に会場はハッピームードへ。盛り上げ隊長とも言えるDKの“DKタイム”で得意の左右ダンスを披露し、爆笑の渦に巻き込んだ。

「Left and Right」の曲中でMINGYUが「埼玉〜」、WONWOOが「寒いね〜」とコメントして会場を沸かせ、続けて「Beautiful」と「今 -明日 世界が終わっても-」を披露。CARATの掛け声もピッタリと息が合い、会場の一体感が増すステージとなった。

(P)&(C) PLEDIS Entertainment
(P)&(C) PLEDIS Entertainment

(P)&(C) PLEDIS Entertainment
(P)&(C) PLEDIS Entertainment

ステージを終え、HOSHIの「CARATのみなさん寒くないですか?」の問いかけに対してCARATが元気よく答えると、「心配しないで〜♪」とメンバーが歌い出し、「ひとりじゃない」を会場全体でアカペラで歌う場面や、MINGYUが最近髪を短く切ってじゃがいもと呼ばれていることからHoneyWorksの「可愛くてごめん (feat. かぴ)」の替え歌で「じゃがいもでごめん」や、クールなWONWOOは「ぶっきらぼうでごめん」を披露。SEVENTEENらしい和やかな空気のまま、「April shower」「Kidult」を披露した。

ここまで18曲を披露し、何色にも姿を変えるSEVENTEENを披露してきたが、まだまだ公演は終わらない。次のステージではカーレーサーのような衣装に身を包み、「Anyone」「Good to Me(Japanese Version)」を披露。彼らの魅力を引き出す衣装に、モニターに各メンバーが映るたびに大きな歓声が上がった。

(P)&(C) PLEDIS Entertainment
(P)&(C) PLEDIS Entertainment

そして、話題はグループの最年少DINOのソロミックステープ「WAIT」に。「見せて!」のお兄ちゃんたちからのリクエストに、「少しだけ……」とダンスの一部を披露したものの、「早く次の曲に行きましょう!」といよいよラストステージへ。赤い太陽がステージに登り、「HOT」を披露、会場の熱気は最高潮に達した。

(P)&(C) PLEDIS Entertainment
(P)&(C) PLEDIS Entertainment

(P)&(C) PLEDIS Entertainment
(P)&(C) PLEDIS Entertainment

アンコールはトロッコで登場し、「Sara Sara」「Run to you(Japanese Version)」「To you」を披露。ステージに戻ったメンバーから、今日の感想が告げられた。

コンサート最後のコメントより
(『 』は日本語でコメント)

HOSHI
「『パンデミックでドームツアーが中止されたこともありましたが、その後日本でもたくさん公演をしながら、CARATの皆さんが応援してくれたことを実感して、この全ての瞬間が最後のステージだと思いながら一生懸命頑張りました。また、みなさんと悔いのない時間を過ごして、また、いい思い出をたくさん作りたいです。来年にはスタジアムレッツゴー! 最高で最後のアイドルになります。ホランへー!』」

WONWOO
「『最後まで楽しんでくださって、ありがとうございます。みなさんと一緒に楽しい時間を過ごすことができて今日の1日はとっても大切ですね。僕たちもCARATのためにもっと大きい夢をお送りしたいと思います。ありがとうございます。今日も月が綺麗ですね』」

DK
「『みなさん楽しかったですか〜? みんな完璧〜?』」「じゃーん!(CARATの歓声)」「『今日の2回目の公演まで幸せな気持ちでいっぱいにしてくださって、本当にありがとうございます。CARATの皆さんの心にもいい気分がいっぱいになって欲しいです。今日来てくださったみなさん、気をつけて帰って美味しいご飯を食べてください! 今日の夜食は、牛丼を食べてね! 牛丼好きですか? ドギョムが好きですか? 風邪ひかないように、温かくして寝てください。そして、僕の夢を見てください。みなさん、ドヤスミ〜!』」

JOSHUA
「『CARATの皆さん愛してます。』今日、寒いのにこうして来てくれてありがとうございます。みなさん楽しかったですか? 僕たちもとっても楽しかったです。今日車でここに来るまでの間、外にいるCARATのみなさんをたくさん見かけたんですよ。その風景がとってもきれいでした。それを眺めながら、早くステージに立ちたいと思いました。そしてやっぱり、期待した通り本当に楽しかったです。本当にありがとう、CARATのみなさん」

MINGYU
「今日、トロッコに乗りながら感じたことがあるんです。本当にたくさんの方、そして遠くの方を見ようと努力しました。本当にたくさんの方が愛に溢れた眼差しで見てくださっていました。一周回ってる間に5回も泣きそうになりました。みなさんの期待にきっと応えたいです。いつまでもいつまでも健康で、皆さんのそばで、絶対にその期待に応えていきたいです。本当にありがとうございます」

THE 8
「僕もさっき、トロッコに乗りながら感じたことがあるんです。感動しすぎて、6回は泣きそうになりました。それでも最大限一人一人と目を合わせようと頑張りました。僕の眼差しに気づいてくれたCARATの皆さんいますか? 今日来てくださったみなさん、本当に感謝しています。帰り道は気をつけてくださいね。また、会いましょう」

VERNON
「『みなさん楽しかったですか? こんなドーム会場でツアーができることを実現してくださり、とても驚いてますし感謝の気持ちでいっぱいです。CARATのみなさんとの楽しくて、幸せな思い出がたくさんできました。みなさんが楽しくて幸せになれるよう、僕たちが少しでも役に立てればと思います。ありがとうございます。愛してます』」

JEONGHAN
「『みなさん楽しかったです、僕が! みなさんもそうですか? これからもずっとCARATの皆さんに楽しんで笑ってもらいたいので、頑張ります! お互いに、慰めたり応援しながらファイティンしましょう! 最後の時間、楽しく、はしゃいで過ごしましょう。CARATのみなさん、風邪気をつけてください。次に会うまで元気でね!』」

WOOZI
「『CARATのみなさん、本当にありがとうございます。みなさんのおかげで、今日も楽しかったです。いつも、CARATのみなさんにいい音楽をお届けできるアーティストになりたいです。健康にはいつも気をつけてください。本当にありがとうございます。また会いましょう』」

SEUNGKWAN
「『キラキラHOSHIです(HOSHIの真似)。よしよし(JOSHUAの真似)。』一人一人眺めてたんですけど、どうやって僕たちのことを好きになってくださって、ここまで来てくださったのか、気になったんです。家族と一緒に来てくださった方もいれば、お友達と一緒に来てくださった方もいて、みなさんが幸せそうな姿を見て僕たちもたくさんのエネルギーをいただくことができました。さっき、Pinwheelを歌ってる時に上の階の方にお母さんとお子さんがいらっしゃて、お子さんがジャンプをしながら見ていたんです。Pinwheelはすごく悲しい曲なのに、見ていたら笑みがこぼれてしまいました。『今日の天気は、少し寒かったですが、CARATのみなさんと僕たちの愛は何よりも熱かったと思います。いつも元気で幸せになれることを願います。ありがとうございます。よしよし』」

JUN
「『CARATの皆さん本当にありがとうございます』昔、『GOING! SEVENTEEN』で、目が3つが良いか、手が3つか良いかっていう話をしました。ロンリーナイトの時です。今日、トロッコに乗っていたら、確実に感じました! 僕は、目が3つがいいと。だってCARATの方々がたくさんいるから前を見たり後ろを見たり、本当に忙しなかったんです。でも、最大限見るように努力しました。いつも来るたびにこんなに楽しいことが起こるのはみなさんのおかげです。これからもステージでたくさん会いましょうね!『愛してる〜』」

DINO
初のソロミックステープ「Wait」のワンフレーズを歌う。
「『たくさん期待してください! まずは、今日来てくださったCARATのみなさん、本当にありがとうございます。ベルーナドームで公演をしたのは初めてですが、とっても楽しくて、CARATのみなさんの愛をもう一度感じることができました。やはり、CARATとSEVENTEENの、あいのちから〜♪がありますね。僕の存在の理由、CARATの皆さん! 愛してます』」

コメントを終え、ここからがある意味本番でもある、SEVENTEENのライブ。JEONGHANの「準備できましたか? 次の曲は……チリンチリーン♪」の掛け声とともに、『CALL CALL CALL!』を披露。「次はCARATちゃんだけで歌ってください!」というリクエストに、会場に響き渡る大合唱後、恒例のアンコール曲「VERY NICE」のエンドレスアンコールを行い、約3時間に渡るステージは幕を閉じた。

「次はスタジアムにレッツゴー!」とコメントを残した彼ら。さらに大きなステージで会うという、SEVENTEENとCARATの夢を叶えてくれるに違いない。

そして、今回ツアーが開催される5都市で「SEVENTEEN ‘FOLLOW’ THE CITY」プロジェクトを開催中。各都市でゲットできるデジタルスタンプラリーを集めるとランダムフォトカードと交換ができる特典なども。これから愛知、大阪、福岡で開催されるライブと合わせてSEVENTEEN尽くしで楽しんで!

SEVENTEEN TOUR ‘FOLLOW’ TO JAPAN
愛知 バンテリンドーム/2023年11月30日(木)、12月2日(土)、12月3日(日)
大阪 京セラドーム/2023年12月7日(木)、12月9日(土)、12月10日(日)
福岡 福岡PayPayドーム/2023年12月16日(土)、12月17日(日)

「SEVENTEEN ‘FOLLOW’ THE CITY」の詳細はこちら

Text:Saki Tanaka

Magazine

DECEMBER 2024 N°182

2024.10.28 発売

Gift of Giving

ギフトの悦び

オンライン書店で購入する