この夏注目のライアン・ガンダー、銀座でも個展が開催中 | Numero TOKYO
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この夏注目のライアン・ガンダー、銀座でも個展が開催中

 ©︎ Ryan Gander, 2022
©︎ Ryan Gander, 2022

東京における初の大規模展示で注目を集めるコンセプチュアルアーティスト、ライアン・ガンダーの個展が、都内2カ所で同時開催中。東京・銀座のRICOH ART GALLERYでの「Days of Temporal Passing」は、2022年9月3日(土)まで。

 

コンセプチュアルアートの新世代を代表するアーティストとして世界的に評価され、日本でも大きな人気を集めているライアン・ガンダー。東京・初台の東京オペラシティにおける大規模個展(※)が話題を呼んでいるが、RICOH ART GALLERYでは、「時間」と「存在」に関するキーワードで制作された作品を紹介している。

(※1)参考記事:Numero.jp「東京初の大規模個展「ライアン・ガンダー  われらの時代のサイン」@東京オペラシティ アートギャラリー」

本展「Days of Temporal Passing」では、“すべての事象は常に二つ以上が並列に存在していて、瞬く間に変容する”という量子物理学の考えに基づいたテーマを設定。回廊型の会場で、本展のために制作された作品群を展開する。

©︎ Ryan Gander, 2022
©︎ Ryan Gander, 2022

©︎ Ryan Gander, 2022
©︎ Ryan Gander, 2022

 

本展では、二つの作品シリーズを展示。黒いダクトテープが作品の損傷部位を繕っているようでもあり、検閲によって誰かに覆われたようにも見える「Doinʼ everythinʼ and feelinʼ nothinʼ/Double Damage」。そして、ガンダーの生きる世界とは別に存在する並行世界として、パブロ・ピカソなどの有名なアーティストとの融合を表現する「Four Dimension Experiential Prototype」からなる13作品で構成されている。

東京オペラシティでの展覧会と併せて、ライアン・ガンダ―が繰り広げるコンセプチュアルアートの世界を堪能してみてはいかが。

 

※掲載情報は8月22日時点のものです。
開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。

Days of Temporal Passing
会期/2022年8月2日(火)〜9月3日(土)
会場/RICOH ART GALLERY
住所/東京都中央区銀座5-7-2 三愛ドリームセンター 8F
時間/12:00~19:00(最終日の9月3日のみ〜18:00まで)
休廊日/日・月曜日、祝日、8月14日(日)〜22日(月)
入場料/無料
TEL/03-3289-1521
URL/artgallery.ricoh.com/

 

Text : Manami Abe

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