蓮井元彦写真展「ミッドトーン」が名古屋 BD Galleryで開催 | Numero TOKYO
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蓮井元彦写真展「ミッドトーン」が名古屋 BD Galleryで開催

写真家・蓮井元彦の新作写真展「ミッドトーン」が愛知県・名古屋のBD Ggalleryにて開催中。英国で写真を勉強後帰国、国内外の雑誌や広告などで活動するほか、作品制作を行い、写真集も数多く発表している。「ミッドトーン」とは蓮井元彦にとってどのようなものなのだろうか。


「ミッドトーンとは色調の中間域、つまり白から黒までの間にある微妙なグラデーションを 指す言葉である。僕はつねづねそれを意識しながら写真を制作している。
多くの事象について単純に白と黒ないしは明と暗、どちらかに分類することは難しい。さ まざまな色彩や濃淡がより複雑に絡み合う中間のグラデーションの中にこそ僕はより人 間的な何かを見出したいと考える。
それは時にあまりに些細であいまいな感情であるがゆえに、声にはならないかもしれ ない。しかし僕は、それでも尚、自分の心の中に耳を傾ける」。

彼のフィルターを通して見る日常の何気ないシーンに感情が動かされるに違いない。

ミッドトーン・蓮井元彦写真展
会期/2022年6月10日(金)〜7月5日(火)
会場/BD Gallery
住所/愛知県名古屋市中区大須3-23-24 blues dress L’ESPLIT NOUVEAU 2F
TE L/052-262-5140
開場時間/13:00〜20:00
Instagram/@bd_gallery_japan

Text:Michie Mito

Profile

水戸美千恵Michie Mito マーケティング・ディレクター/エディトリアル・ディレクター。大学時代にジャーナリストアシスタント、ライターとして書籍、雑誌に携わる。卒業後扶桑社へ入社し、女性ファッション誌を経て『NumeroTOKYO』創刊1年目より副編集長に就任。ファッションページ制作や取材のほか連載「YOUのテキトーく」「佐久間由美子が聞く 女性表現者たちの闘い」を担当。食、旅、アートも好きなもの。座右の銘は「いつも心にナンシーを」。Instagram: @mitomiche

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