映画『さよなら、ベルリン またはファビアンの選択について』試写会に10組20名様をご招待 | Numero TOKYO
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映画『さよなら、ベルリン またはファビアンの選択について』試写会に10組20名様をご招待

©️Hanno Lentz/Lupa film
©️Hanno Lentz/Lupa film

「⾶ぶ教室」「ふたりのロッテ」などで知られる作家・エーリヒ・ケストナーの傑作⼩説が映画化。日本初登場となるドミニク・グラフ監督がメガホンを取り、ドイツ映画界のトップスターとなったトム・シリングを主演に迎えた『さよなら、ベルリン またはファビアンの選択について』が2022年6月10⽇(⾦)より公開される。

激動の時代を生きた一人の青年の不安や惑い、恋、友情……
児童⽂学の⼤家×ドイツの名監督×スター俳優がタッグ

©️Hanno Lentz/Lupa film
©️Hanno Lentz/Lupa film

2021年ベルリン国際映画祭コンペティション部⾨に出品され、ドイツ映画賞では最多10部⾨ノミネート主要3部⾨を受賞するなど、注目を集めた本作。舞台は1931年のベルリン。ナチズムの足音がひたひたと迫るとき。作家を志してベルリンにやってきたファビアン。女優志望のコルネリアとの恋や、ただ一人の「親友」ラブーデの破滅……。時代の荒波に揉まれながら人生を模索する姿を描く。

©️Hanno Lentz/Lupa film
©️Hanno Lentz/Lupa film

原作は、児童⽂学の⼤家エーリヒ・ケストナーが書いた唯⼀の⼤⼈向け⻑編⼩説にして最⾼傑作と名高い「ファビアン あるモラリストの物語」。本作が⽇本初登場となるドイツの名匠、ドミニク・グラフが監督を務め、『コーヒーをめぐる冒険』、『ピエロがお前を嘲笑う』、『ある画家の数奇な運命』の主演で注⽬を浴びたトム・シリングが主演のファビアンを熱演する。ヒロインのコルネリアを演じるのは、『さよなら、アドルフ』に主演したドイツの⼈気⼥優ザスキア・ローゼンダール。シリングとローゼンダールは、『ある画家の数奇な運命』に続き本作が2度⽬の共演となる。

さまざまな苦難にもがく若者の葛藤は、混沌とした現代を生きる私たちの心にも響くはずだ。

『さよなら、ベルリン またはファビアンの選択について』

英題/Fabian – Going to the Dogs
原作/エーリヒ・ケストナー「ファビアン あるモラリストの物語」(みすず書房)
監督/ドミニク・グラフ
出演/トム・シリング、ザスキア・ローゼンダール
字幕/吉川美奈子
配給/ムヴィオラ
2021年|ドイツ|178分|スタンダード|PG12
6月10日(金)よりBunakamuraル・シネマほか全国順次公開。
© 2021 LUPA FILM / DCM Pictures / ZDF / Arte
http://moviola.jp/fabian/

映画『さよなら、ベルリン またはファビアンの選択について』オンラインアフタートーク付き一般試写会に10組20名様をご招待
日時/2022年6月8日(水)16:30開場/17:00開演(上映時間178分)
場所/ゲーテ・インスティトゥート東京
住所/東京都港区赤坂7-5-56
※上映終了後、主演トム・シリングによる約20分のオンライントークがあります(終演20:20)。
※マスコミ取材が入る場合があります。
※都合により、イベント中止・時間変更・ゲスト変更が生じる場合がございます。予めご了承ください。
※変更・中止の場合は映画公式サイト、映画公式SNSにてお知らせいたします。

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Text: Yukiko Shinto

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