ジェニファー・ロペス、新作映画で着たウェディングドレスは40キロ超え | Numero TOKYO
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ジェニファー・ロペス、新作映画で着たウェディングドレスは40キロ超え

ジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)が新作映画『マリー・ミー』で着たウェディングドレスは、95ポンド(約43キログラム)の重さがあったという。

今春日本公開予定の同新作でスーパースターの歌手カット・ヴァルデズを演じるジェニファー、コンサートのステージでマルーマ演じるバスティアンと結婚するシーンで着た衣装は最重量級だったそうだ。

クチュールブランド、ズハイル・ムラドによるそのドレスは9層にわたるシルク製のタフタ、馬の毛、チュールを使い、クリスタル、フリル、シルバー、そしてレースの刺繍が付いた豪華仕様となっている。

コスチュームデザイナーのキャロライン・ダンカンはバラエティ誌にこう話す。「このドレスは95ポンドあって、運ぶのに5人、ジェニファーにそれを着せて脱がせるのにも数人必要でした」

ちなみに同ドレスの重量は意図的なものだったそうで、ジェニファー演じるカットが、誓いをする前にその不誠実さに気づいてしまったバスティアンとの結婚に対する心の重荷を表現するものだったという。

キャロラインはこう続ける。「初めにカットが車に乗る場面があります。この結婚式が大規模になり過ぎてしまったことを象徴するものです。そしてその結婚が正直なものではなく、結婚相手について把握する能力を奪っているのです」「結婚初夜となるはずだった夜に、ベッドルームに1人でいる彼女のシーンがあります。自分よりも巨大なコンサートを彷彿させる閉所恐怖症的ドレスに捕らわれているのです。この映画で最も孤独なシーンです」

他にもカットの衣装にはネッタポルテ、ヴェルサーチェ、ニーマン・マーカス、バーグドルフ・グッドマンといった高級ブランドが並ぶも、ストリートブランドのアイテムを欠かせなかったそうで、「そこまで高価ではない衣装もありました。バスティアンがチャーリーの学校に現れる際のカットの服はネイキッド・ワードローブのものです。野心的な彼女を表現するために高級ブランドと廉価ブランドを私たちは恐れずにミックスしたのです」とキャロラインは明かしていた。

 


 

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