ライアン・ゴズリング、挑戦しがいのある役を求める
ライアン・ゴズリング(Ryan Gosling)が、「チャレンジできる」役を求めているという。
かつて、自分の役目は生活費をまかなうために仕事を得ることだけと思っていたものの、ハリウッドでの地位を確立した現在、より選択ができると感じているそうだ。
「僕の役目は、ただ仕事を得ることだけだと感じていた。家賃を払い、健康保険に入るためのね」と英GQ誌に明かしたライアン、自身の新しい目標が徐々に 「チャレンジできる役を引き受けること」 になっていったという。
90年代のテレビシリーズ『グースバンプス』 や 『ミッキー・マウス・クラブ』などに出演していた元子役のライアンは、その後2007年の映画 『ラースと、その彼女』 のようないくつかの役柄をこなした後、「一人の観客」としての自分だけでなく、より広い観客層を考慮したくなったそうで、「退屈になったんだ。僕と言う一人の観客のためだけだったから」と続けた。
一方多くの映画作品で運転技術を披露しているライアンは、2012年の『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』や2011年の『ドライヴ』などで、なぜ車が映画の中で素晴らしいキャラクターになり得るのかについてこう語ってもいる。「誰もがバイクに共感するわけではないとわかってるけど、ほとんどの人が車に何らかの感情移入をした経験があると思うんだ。車は僕らの生活の中で現実のキャラクターになり得る。だから、車が映画の中でこれほど素晴らしいキャラクターになるのにも納得がいくね」「例えば『ブリット』でスティーブ・マックイーンが乗ったファストバック や『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアンのようなヒーローにもなれるし、『激突!』の大型トレーラーのような悪役になることもできるんだ」
そんなライアンは大のアクション映画好きだそうで、デヴィッド・リーチ監督の新作では再びスタントマンを演じる予定である。「アクション映画が、映画を好きになった大きな理由なんだ。僕が最も興奮する対象は多くの場合俳優ではないと知った時、それが誰なのかとても興味をそそられたんだと思う」「『僕らの大好きな最も象徴的な映画の瞬間』に命を吹き込むスタントマンがもっと 「評価」されるべきだとライアンは考えている。