カニエ・ウェスト、恵まれない子供たちに大量のおもちゃを寄付
カニエ・ウェスト(Kanye West)が、恵まれない子供たちに約4000個のおもちゃを寄付した。
破局したキム・カーダシアンとの間に、ノースちゃん(8)、セイント君(5)、シカゴちゃん(3)、サーム君(2)がいるカニエは、故郷シカゴのトイ・ドライブ(ボランティアがおもちゃを配るチャリティイベント)で配られたプレゼントのほぼ全額を負担した。
シカゴ市議会議員のステファニー・コールマン氏はABC 7にこう語った。「カニエが、再びエングルウッドとその周辺の子どもたちを支援するという要請に応えてくれたことをとても光栄に思います」「彼は私たちの地域社会と無縁ではありません。その存在はいつも私たちの近くで感じられ、彼もここを訪問するのが大好きです。このクリスマスは、まさに現代のサンタクロースになってくれました」
シカゴのサウスサイドにあるケネディ・キング・カレッジで開催された同イベントでは、各家族に食事、ゲーム、景品が振舞われていた。
そんなカニエは先日、自身が所有するすべての物件を「教会」に変える計画を吐露、1年後に自分はホームレスになると話してもいた。「俺たちは資本主義の支配下にあり、それが俺たちを殺している。それを変える時が来た。俺は1年後にはホームレスになる。持っている家をすべて教会にするつもりだ。そこに孤児院を作り、誰もが行ける場所にするんだ」
そして現在、建設手続き中の孤児院では、基本的な生活必需品が常に手に入るようにするとして、「俺たちはこの孤児院を作っているところで、誰もが行けるような場所にするんだ。アーティスト・コミューンのようなものさ。食物はいつでも手に入るようにするべきだ」と続けた。
最近は実名を「イェ」に変えたことでも話題のカニエだが、先月にはホームレス支援団体ロサンゼルス・ミッションに1000食を寄付し話題となっていた。
同団体の長期的な目標は「安全で心のよりどころとなる環境に人々を落ち着かせ、解決策に繋げ、彼らとプロセスを共有することによって、ホームレスと貧困の循環を断ち切る」ことだという。
そんな同団体とカニエは感謝祭の休暇を目前にして、飢餓を終わらす計画の概要を話し合ったそうで、当時ある関係者はカニエが世界の救済を望んでいると明かしていた。「カニエはそこに行ったことがありませんでしたが、今起きていること全てを見たかったのです。彼は世界を救うこと、そしてロサンゼルス・ミッションと協力し全てのアイデアを実現していく方法について話していました」