「日本の新進作家 vol.18」@東京都写真美術館 | Numero TOKYO
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「日本の新進作家 vol.18」@東京都写真美術館

山元彩香 『Untitled #286, Mzimba, Malawi』 〈We are Made of Grass, Soil, Trees, and Flowers〉より (2019年) © Yamamoto Ayaka, courtesy of Taka Ishii Gallery Photography / Film
山元彩香 『Untitled #286, Mzimba, Malawi』 〈We are Made of Grass, Soil, Trees, and Flowers〉より (2019年) © Yamamoto Ayaka, courtesy of Taka Ishii Gallery Photography / Film

東京・恵比寿の東京都写真美術館にて、「記憶は地に沁み、風を越え 日本の新進作家 vol.18」が開催中。会期は、2021年11月6日(土)〜2022年1月23日(日)まで。

吉田志穂 『砂の下の鯨』より (2016年) ©Yoshida Shiho, courtesy of Yumiko Chiba Associates
吉田志穂 『砂の下の鯨』より (2016年) ©Yoshida Shiho, courtesy of Yumiko Chiba Associates

2002 年より、東京都写真美術館で開催されている「日本の新進作家」展。写真・映像の可能性に挑戦する創造的精神を支援し、将来性のある作家を発掘する取り組みとして注目を集めている。

小森はるか+瀬尾夏美 『山つなみ、雨間の語らい』 (2021年) インスタレーション ©Komori Haruka+Seo Natsumi
小森はるか+瀬尾夏美 『山つなみ、雨間の語らい』 (2021年) インスタレーション ©Komori Haruka+Seo Natsumi

18 回目となる本展では「記憶は地に沁み、風を越え」をテーマに、身体と土地、風景、そしてその記憶との関わり合いについて、吉田志穂、潘逸舟、小森はるか+瀬尾夏美、池田宏、山元彩香の作家5組6名の写真・映像表現を紹介する。

潘逸舟 『トウモロコシ畑を編む』 (2021年) 2チャンネルヴィデオ ©Han Ishu, courtesy of ANOMALY
潘逸舟 『トウモロコシ畑を編む』 (2021年) 2チャンネルヴィデオ ©Han Ishu, courtesy of ANOMALY

デジタルとアナログのハイブリッドによって、風景・イメージの多層的なレイヤーを作り出す吉田志穂。自身のパフォーマンスによる映像をとおして、風景と個人の関係を探る潘逸舟。自然災害とそこに暮らす人々、そしてその伝承・語りを作品化する小森はるか+瀬尾夏美。10年以上にわたりアイヌの人々を撮影し、民族という類型化に疑問を投げかける池田宏。馴染みのない地域で、言語を越えて身体と無意識の関係性を追求する山元彩香。

なお、同館2F展示室では、「松江泰治 マキエタCC」も同時期開催中(2022年1月23日まで)。
多様なアプローチで追求する注目の新進作家それぞれの作品を、ぜひ体験してみよう!

※掲載情報は11月16日時点のものです。
開館日時など最新情報は公式サイトをご確認ください。

「記憶は地に沁み、風を越え 日本の新進作家 vol.18」
会期/2021年11月6日(土)〜2022年1月23日(日)
会場/東京都写真美術館 3F展示室
住所/東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
開館時間/10:00〜18:00
※オンラインによる日時指定予約を推奨
※木、金は20:00まで
※入館は閉館30分前まで
休館日/毎月曜
※月曜が祝休日の場合は開館、翌平日休館
※年末年始(12月28日〜1月4日、ただし1月2日、3日は臨時開館)
料金/一般 ¥700、学生 ¥560、中高生・65歳以上 ¥350
※1月2日、3日は無料
※開館記念日のため1月21日は無料
URL/https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-4033.html

公式図録 『記憶は地に沁み、風を越え 日本の新進作家 vol.18』 (東京都写真美術館発行)
価格/¥2,750 (税込)

Text : Akiko Kinoshita

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