ダンスフェスティバルDance New Airがもうすぐ開幕!@東京・青山など
東京・青山エリアを中心に2年に一度開催されるダンスフェスティバル「Dance New Air」が、2021年も開催! ダンスパフォーマンスに加え、ダンスフィルムの上映、ブックフェア、トークイベントなど、豊かなプログラムとともにダンスの魅力に触れるフェスティバルだ。9月15日(水)よりチケットの第一弾の販売がスタート。
「ダンスビエンナーレ トーキョー 2002」をルーツに形を変えて活動を続け、ダンスの「今」と「これから」を提示するダンスフェスティバル「Dance New Air(通称DNA)」。開催となる2021年は、スパイラルガーデンやSHIBAURA HOUSE、港区立みなと科学館など、東京・青山エリアを中心とした計6会場にて6組のアーティストの公演と、若手振付家・ダンサー4組が競演する特別プログラムを中心に、社会を敏感に感じとりながら新しい風を起こしていくアーティストが集結する。
今年のフェスティバルは10月23日(土)から11月12日(金)まで開催される。
初日となる10月23日(土)と、翌24日(日)はSHIBAURA HOUSE(田町)にて、振付家でダンサーのダヴィデ・ヴォンパク、パフォーマーの川口隆夫、マルチモーダル人類学者・詩人のふくだぺろによる 『INOUTSIDE』が公開。「ウイルスがくれる未来」をテーマに、アーティストやパフォーマー、研究者を招いてのパフォーマンスや展示、ワークショップなどを行う。
スパイラルホール(表参道)では、10月30日(土)に若手振付家の一人として大注目の橋本ロマンスがキュレーションする特別プログラム「ダンスショウケース」を上演。アオイツキ、清水舞手(SHIMIZU MASH)、やまみちやえが出演する。また、10月31日(日)には世界的振付家のヤスミン・ゴデールが「Practicing Empathy -共感の実践」の最新作の映像配信と、イスラエルと中継したライブトーク配信を行う。
そのほかにも、シアター・イメージフォーラムではヌーヴェル・ダンスの旗手マギー・マランの代表作『MAY B』を含む貴重な記録映像や、新作ダンスフィルムを上映。青山ブックセンター本店では、フェスティバル参加ダンサーや振付家による選書の「ダンスブックフェア」も開催。親子向けワークショップ「ダンス保育園!!」がオンライン配信されるなど、幅広い世代が参加できる豊富なプログラムが揃う。
今年のDNAは「身体と社会の生態系」がキーワード。自然や社会、私たちを取り巻く環境での異変や、人々や場所の分断が起きている社会をどう生きるのか、そんな問いをアーティストそれぞれの眼差しで捉えていく。鑑賞チケットの第一段は9月15日(水)より発売スタート。
※掲載情報は9月15日時点のものです。
開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。
「Dance New Air 2020->21」
会期/2021年10月23日(土)〜11月12日(金)
会場/スパイラルホール、草月ホール、SHIBAURA HOUSE、ゲーテ・インスティトゥート東京、港区立みなと科学館、BUoY、スパイラルガーデン、シアター・イメージフォーラム、青山ブックセンター本店
チケット販売/第1弾 9月15日(水)、第2弾 10月1日発売
URL/dancenewair.tokyo
Text:Akane Naniwa