KAWSの国内初大型展覧会@森アーツセンターギャラリー | Numero TOKYO
Art / Post

KAWSの国内初大型展覧会@森アーツセンターギャラリー

「KAWS TOKYO FIRST」 展覧会ヴィジュアル
「KAWS TOKYO FIRST」 展覧会ヴィジュアル

世界中の注目を集め続けるアーティスト・KAWSが、東京・六本木の森アーツセンターギャラリーにて「KAWS TOKYO FIRST」を開催。会期は、2021年7月16日(金)〜10月11日(月)まで。

『KAWS HK CHUM』 (2002年) © KAWS, Collection of Larry Warsh
『KAWS HK CHUM』 (2002年) © KAWS, Collection of Larry Warsh
ニューヨークのブルックリンを拠点に活動する稀代のアーティスト、KAWS。両目が「×印」のキャラクターで世界的な話題を呼び、絵画、壁画、グラフィックデザイン、プロダクトデザイン、ストリートアート、巨大彫刻など、多岐にわたる活躍で常に大きな注目を集め続けている。   (関連記事) Numero.jp/「KAWS:HOLIDAY」の巨大熱気球がワールドツアーをスタート! Numero.jp/「sacai」と「KAWS」がコラボレーション! 着るアートを提案 KAWSは、ポップカルチャーのアニメーション作品からインスピレーションを受けた、色彩豊かなキャラクター作品の数々で知られている。巨大彫刻をはじめ、線や色彩を強調したペインティングなど、KAWSによってハイブリッド化されたキャラクターたちは、KAWSが探求し続ける「人間の本質」を体現しているという。 また、ディオール(Dior)、ア・ベイシング・エイプ(A BATHING APE)、ユニクロなど、世界的ブランドとのコラボレーションでも数多くの人々を魅了している。

『KAWS SEEING』 (2018年) © KAWS, photograph by Jonty Wilde
『KAWS SEEING』 (2018年) © KAWS, photograph by Jonty Wilde

国内初の大型展覧会となる本展では、初期の作品から最新作まで150点を超える作品を展示。コマーシャルアートとファインアート双方の領域を網羅するKAWSの視覚的アプローチから、ユニークな芸術制作の軌跡や、美術史的意義をたどる。さらに、KAWS自身が保有するプライベートコレクションも展示し、KAWSのスタジオシーンを再現。そのほか、AR作品やインタラクティブ体験も楽しむことができる。
展覧会名の「KAWS TOKYO FIRST」は、2001年に東京の渋谷PARCOで開催された日本初の個展と同じタイトルであり、20年を経た今、「原点回帰」という想いが込められている。

  『KAWS FIVE SUSPECTS』 (2016年) © KAWS, photograph by Todora Photography LLC, Collection of Larry Warsh
『KAWS FIVE SUSPECTS』 (2016年) © KAWS, photograph by Todora Photography LLC, Collection of Larry Warsh

KAWSが生み出し続ける、ウィットや遊び心あふれる作品たち。かつてない規模で実現したこの機会を、ぜひ体験してみよう!

※掲載情報は7月30日時点のものです。
開館日時など最新情報は公式サイトをご確認ください。

「KAWS TOKYO FIRST」
会期/2021年7月16日(金)〜10月11日(月)
会場/森アーツセンターギャラリー
住所/東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52F
開館時間/10:00〜20:00
※入館は閉館の30分前まで
休館日/8月5日(木)
料金/平日:一般 ¥2,500、高校大学生 ¥2,000、小中学生 ¥900
土日祝:一般 ¥2,800、高校大学生 ¥2,300、小中学生 ¥1,200
※日時指定制
URL/https://www.kaws-tokyo-first.jp

Text : Akiko Kinoshita

Magazine

JUNE 2024 N°177

2024.4.26 発売

One and Only

私のとっておき

オンライン書店で購入する