サルマ・ハエックが『マトリックス』 のトリニティ役を逃した理由は!?
サルマ・ハエック(Salma Hayek)が『マトリックス』 の主役に抜擢されなかった理由について自身の“なまけ心”を挙げた。
1999年公開の同作に登場するトリニティ役の最終候補4人の1人に残ったサルマは、「運動能力のテスト」を乗り切るのに自分は十分でなかったと認めている。 ジェイダ・ピンケット・スミスの番組『レッド・テーブル・トーク』に出演したサルマはこう語る。「私たちは『マトリックス』のファイナリスト4人のうちの1人だったの。スクリーンテストやオーディションなど 次々にこなしたわ。アジアからスタントコーディネーターも連れてきていた。運動能力を見るテストだったの。私は体が柔らかくて、敏捷さもあるけど、面倒くさがりなのよ」「実際ジムに行ったことが無かったし、『さあ、走って!』と言われて『どこへ?』という感じだった。部屋の中を1周することすらできなかった」
一方、ジェイダも同役を獲得したキャリー=アン・モスと並んで最終候補に残っていたそうで、サルマはジェイダの身体能力に当惑したという。「ジェイダが来たわ、格好良くて、スリムでホットな。ああどうしよう。彼女はとても素晴らしかった。私は恥ずかしくてたまらなかった! 彼女はとても健康的で、集中していて、自己鍛錬が出来ていたわ。すごく実力があったのよ。とても丁寧な人だし。だから私はこの女性を見て、『私が成長した時になりたい理想がこの人だわ』と思ったのよ」
そして現在もサルマは映画撮影が始まる前に、ジェイダからモチベーションを得ているそうで、「アクションを起こそうとするたびに、いや、スタミナをつけて、日々のルーティン練習を始めたほうがいい。ジェイダみたいに!」と続けた。
しかし二人は、キャリー・アンがトリニティ役にぴったりだったことを認めており、ジェイダは以前こうも語っていた。「キャリー・アンは完璧なトリニティだと思っていたし、私が絶対やれないことを彼女はやってのけた。そして私のキャリアの中で、役を失うことについて話したのはその時だけ」